「公園も人も一緒に成長する街」に込められたメッセージを

公園を中心とした56邸の大規模戸建てプロジェクト『兼六パークタウン ひばりヶ丘第92期 ~ブロッサムタウン~』

現在、新座市石神二丁目で開発が進んでいる全56邸の大規模戸建て分譲プロジェクト『兼六パークタウン ひばりヶ丘第92期 ~ブロッサムタウン~』。このプロジェクトを手がけるのは、吉祥寺に本社を構え、戸建てを中心に武蔵野や西東京エリアで多くの分譲住宅や注文住宅を供給している「兼六ホーム株式会社」です。今回のプロジェクトは、兼六ホームとしても創業の50周年の節目の年にまたがる大きな分譲プロジェクトであり、未来を見据えたさまざまな新しい視点も盛り込まれているそうです。

写真右から、兼六ホーム高杉さん、パルグリーン山本さん、ケイ・エイチ設計有限会社木村さん、南雲さん
写真右から、兼六ホーム高杉さん、パルグリーン山本さん、ケイ・エイチ設計有限会社木村さん、南雲さん

今回はプロジェクトに関わるメインメンバーの4名、「兼六ホーム株式会社」営業部課長の高杉さんと、同社内にあり、専属で設計を行っている建築設計会社「ケイ・エイチ設計有限会社」の課長、木村さんと南雲さん、街並みのコンセプトや、公園の設計・デザインを手がけた「株式会社パルグリーン」の代表取締役・山本さんに、同プロジェクトへの想いやこだわりなどを伺ってきました。

公園を中心に据えた街づくり

――まずは、今回の『兼六パークタウン ひばりヶ丘第92期 ~ブロッサムタウン~』プロジェクトの概要について教えてください。

パルグリーン 山本さん:「街」というのは、人が住む場所ですから、そこには“人が住む時間”が流れています。人間が考えるのは、基本的には24時間の時間の流れですね。しかし、“自然が育つ時間”というのは、それとは異なります。人間が作り出した24時間という時間の概念と、自然が持つ時間を、うまく干渉・融合させていこうというのが、今回の公園のコンセプトになっています。

株式会社パルグリーン 代表取締役 山本さん
株式会社パルグリーン 代表取締役 山本さん

自然が持つ時間の流れに人が入ってくることで、人はいろんな「自然感」を味わうのだと思います。自然を感じながら、暮らしをもっと楽しく、コミュニケーション豊かで、発見満ちたものにしたいと思いながら設計しました。

また「一緒に成長していく公園」ということも大切にしました。公園が成長するのと一緒に、人も成長していこう。そして成長するにしても、非常に魅力的な成長を遂げていくような街づくりを目指そうと、さまざまな工夫を凝らしています。

――今回のスケール感がある物件だからこそ、公園を中心に据えた街づくりが企画できた、ということになるでしょうか。

山本さん:そうですね。これが少棟の現場だと、こうはいかないと思います。私も普段から、環境デザインや街づくりのサポートなどの仕事をしておりますけれども、この規模の分譲地を担当するのは初めてですので、楽しみにしています。

街のシンボルとなる公園
街のシンボルとなる公園

――公園のこだわりはどういった点でしょうか?

山本さん:一般的に、公園といえば、遊具があって、お子さんの遊び場というイメージかと思いますが、ここは敢えて遊具は置かずに、植物や花など、自然を主役にしています。ちょっと大人っぽい、アメリカでいう「ポケットパーク」のような感じです。

具体的な特徴といえば、ひとつは、ベンチが多めに置かれている点でしょうか。公園の前がバス停ですから、住民だけではなくて、近隣の人とも交流する機会が生まれやすくなっていると思います。朝、バスを待っている間にいろんなお話ができたり、赤ちゃんを連れた方はそこで座ってバスを待つこともできます。シェルターがあるベンチもあるので、雨宿りができますし、夏の陽射しの強い時にも避けられるかと思います。

公園や街並みに様々な植栽をとり入れる
公園や街並みに様々な植栽をとり入れる

また、新座市の花である「コブシ」にちなみ、コブシに近い園芸種である「マグノリア」をシンボルとして植えることにしました。マグノリアは3月になると大輪の花が咲くので、「いよいよ春が来るぞ」という感覚を持たせてくれる木です。そういうところから、季節や自然を感じていただき、分譲地の「シーズン」「ソレイユ」「パーク」各ゾーンのイメージともつながっていくと考えています。

公園を生かしたゾーニング

――公園を中心にするというコンセプトがあって、そこから今回のゾーニング(空間をテーマや用途に分けてデザインすること)が生まれたのですね。

ケイ・エイチ設計有限会社 木村さん:公園のコンセプトが決まったところで、まず、分譲地の中を3つのブロックに分けるという方針を決めました。そしてそれぞれの建物をどのように特徴づけていくのか、どういう外観にしていくか、といったことを検討していきました。まず最初に、外壁をサイディング(外壁材の一種)にしようということが決まり、サイディング業者との打ち合わせも繰り返しながら、3つの街区「シーズンゾーン」「パークゾーン」「ソレイユゾーン」のコンセプトが決まっていきました。

ゾーニングのイメージ図
ゾーニングのイメージ図

――街区や建物について、特にこだわった部分を教えてください。

高杉さん:せっかくいい公園を企画していただいたので、その公園を生かすような街並みにしたいと思っています。たとえば、中央にある「パークゾーン」に関しては、家の前の道路のマテリアルは公園でも使用しているインターロッキング(レンガ風の舗装材)になっていて、そこを公園へとつながる街区全体の中心ストリートとして、設計してもらっています。街の顔ともいえる街区です。

パークゾーンの街並み完成予想CG
パークゾーンの街並み完成予想CG

「ソレイユゾーン」はアイアン調の妻飾りやフラワーボックスなどを用いて温かな雰囲気、「シーズンゾーン」木や石などの自然素材を外壁などに用いた佇まいが特徴です。街区内には公園と同じく季節の変化を楽しめる植栽などを入れ、それらが調和した街並みになるように計画しています。また、この3種類のゾーンにプラスして、兼六ホームならではの「想造邸宅」の部分もあり、4種類、4街区があります。

ソレイユゾーン完成予想CG
ソレイユゾーン完成予想CG

シーズンゾーン完成予想CG
シーズンゾーン完成予想CG

人が集まる、人を呼びたくなる間取り

――「友人を呼びたくなる家」「青空を独り占め」といったワードがパンフレットには書いてありますね。

木村さん:それはモデルハウスのプラン(間取り)をイメージして付けた言葉なのですが、最初に作る4棟のモデルハウスについては、それぞれコンセプトを付けて、現在作り込んでいるところです。今回は自由設計の「想造邸宅」のゾーンもありますから、あくまでも「こういったことができるよ」という、参考のためのモデルになりますが、ご来場いただいた方にイメージしていただきやすいように、相当こだわって造っています。9月中旬くらいには各ゾーンのモデルが完成予定ですので、ぜひ足をお運びいただきたいですね。

ケイ・エイチ設計有限会社 木村さん
ケイ・エイチ設計有限会社 木村さん

――モデルハウスの注目のポイントはどこですか?

木村さん:一つは「スカイバルコニー」でしょうか。いわゆる屋上にあたり、15畳のスペースがあります。ここがこんなに広い物件は、少ないと思います。これはなかなかインパクトがあると思います。
あとは、土間スペースやホビースペースがあったりというのも珍しいと思います。そうしたスペースがひとつの棟に入っているというのも、前例が無かったものだと思います。

また、さきほどのお話にあったように「人が集まる家」というのをテーマにしているので、リビングに大きなテーブルがあって、大きなバルコニーがあって、というところは特徴的であり、ぜひ体感していただきたいポイントです。

プラン(間取り)の資料
プラン(間取り)の資料

外でも家でも人が集まれる街に

――どんな方々にこの物件をおすすめしたいですか?

高杉さん:やはり、都心へのアクセスが良いので、都心にお勤めの方もよくご相談に来られていますし、子育て世帯のお客様も多くいらっしゃいます。新座市は子育ての支援がしっかりしている自治体なので、お子さんがいらっしゃっる方も暮らしやすい街です。仕事から帰ってきた時に、ほっとくつろげるような、ゆとりがあって、自然もあって、四季折々の花が咲く、「癒される街」にしていきたいと思っています。そういった雰囲気を求める方に来ていただきたいですね。

山本さん:普通、公園は街づくりの時のオプション程度の位置づけだと思うのですが、今回は兼六さんがチャレンジをして、“主役”の位置付けにしてくれてたんです。これは、経営側としてはかなり難しい判断だと思います。そういうチャレンジをできる会社は、なかなか無いと思います。そういった視点からも見ていただければ良いですね。
公園が街のシンボルとなることで、「暮らしの質」は向上すると思いますし、そこで暮らしている「時間の質」も良くなると思っています。流れていく時間の質が違えば、5年、10年と経ってくると、だいぶ違った風になってくると思います。この公園から、そういう街に成長していってほしいと思いますし、そうした環境を求めてくださる方にぜひ暮らしていただきたいですね。

高杉さん:とにかく、現地に来ていただいて、実際の公園やモデルハウスをぜひ見てください!

――皆様、ありがとうございました!

 

『ブロッサムタウン』プロジェクトメンバー

兼六ホーム株式会社 営業部第一課 課長 高杉剛さん
株式会社パルグリーン 代表取締役 山本康生さん
ケイ・エイチ設計有限会社 課長 木村浩之さん
ケイ・エイチ設計有限会社 課長 南雲智さん
※この情報は2017(平成29)年6月時点のものです。