新座市こども未来部 こども支援課 こども政策係 インタビュー

子育てしやすいコンパクトな街・新座市~親子連れで楽しめるイベントやお祭りが目白押しな新座市野火止地区~

「子育て中の親子が歩いて行ける身近な場所への配置」という目標のもと、市内13箇所に「地域子育て支援センター」を配置した新座市。“寄り添いの気持ち”を第一に、スタッフが優しく迎えてくれるセンターは、毎日多くの親子連れが訪れているといいます。市民による市民のためのお祭りも多く開催され、暮らしやすく温かな街・新座市の子育て環境について、新座市こども未来部こども支援課のお二人にお伺いしました。

子育て家族に寄り添う「地域子育て支援センター」

こども政策係長 渡辺さん(左)と主事 田村さん(右)
こども政策係長 渡辺さん(左)と主事 田村さん(右)

――新座市で力をいれている、特徴的な子育て支援策はありますか?

渡辺さん:新座市では「子育て中のママさんたちが徒歩や自転車で気軽に行けるように」と、市内13箇所に「地域子育て支援センター」を配置しています。地域のつながりが希薄になり、家族や地域で子育ての知恵や経験を共有しづらくなっている今、育児の悩みや不安を一人で抱え込まないでほしいとの思いから、市全体で力を入れている事業です。

保育園に併設する形の支援センターが多いため、いろいろな相談もできますし、何より同じ月齢・年齢のお子さんを育てるママ・パパたちと気軽に交流できるのがポイントだと思います。

「雑木林とせせらぎの街」をテーマにした新座市のキャラクター「ゾウキリン」
「雑木林とせせらぎの街」をテーマにした新座市のキャラクター「ゾウキリン」

スタッフも、ママ・パパさんたちのお話を聞いたり一緒に考えたり、寄り添うような支援を目指していますので、気軽に立ち寄ってもらえたら嬉しいですね。

田村さん:野火止地区には、JR武蔵野線「新座」駅を中心に、「すぎのこ保育園」内の「つぼみ」、「すこやか保育園」内の「のびのび」、「白梅第二保育園」内の「あすなろ」、「みどりの丘の保育園内」の「グラン・マ」の計4か所の地域子育て支援センターがあります。みなさんイベントが開催されるセンターを巡るなど、様々な使い方をしていらっしゃるようです。孤独な育児にならないように、これらのセンターを利用してもらえたら嬉しいですね。

地域子育て支援センター「つぼみ」が併設されている「すぎのこ保育園」
地域子育て支援センター「つぼみ」が併設されている「すぎのこ保育園」

渡辺さん:基本的には未就学児とその保護者を対象にした、無料の親子の居場所です。妊娠時期からの利用も可能です。開所時間は施設によって異なりますので、各施設のHPを確認してください。基本的には朝9時または9時30分から、お昼休みで12時から13時までクローズするところもあります。月曜日~金曜日のウィークデイのみのところが多いですが、「グラン・マ」など隔週土曜日にオープンしているところもありますので、チェックしてみてください。

田村さん:ベビーマッサージや年齢別リトミック、ハンドメイド、工作、保育園園児との交流など、それぞれのセンターが工夫してプログラムを組んでいます。センターによっては、ママたちが主体的に集まってサークルのような活動をしたり、得意分野のある人が先生になって講座を開いたり、その施設ごとの特色もあるようです。各施設ごとにイベントカレンダーが発行されていて、HPでも見られるようになっていますので、「今日は何をしようかな」という時でもすぐに催しの内容と場所が分かって便利です。

渡辺さん:支援センターは市の委託業務なので、各センターのスタッフと行政の意思疎通・共通認識のため、また専門機関への顔つなぎなどの目的で、年4回、市主催の研修を行なっています。研修では、子どもの発達や育て方のコツ、特別ニーズなどの講義のほかワークショップなども行なっています。

地域の大学でも独自のサロンを展開

「+(プラス)ママの子育てサロン」のチラシ
「+(プラス)ママの子育てサロン」のチラシ

――「十文字女子大学」でも子育てサロンがあるのですね?

田村さん:新座市野火止地区にキャンパスのある「十文字学園女子大学」では、幼児教育学科の卒業生で現在子育て中の方々が、0歳~未就園児のお子さんと保護者を対象に子育てサロン「+(プラス)ママの子育てサロン」を大学内で開いています。スタッフとして活動しながらご自身のお子さんも連れて来ていらしているようです。ママであり幼児教育を専門に学んだ方々ですから、遊び方や子どもへの対応など、ママたちにとっては参考になる部分も大きいでしょうね。

開催日は不定期のようですが、参加費が無料(保険料は大学が負担)で、広い芝生広場でお昼を食べたり、学食のカフェテリアも利用できたりととても楽しそうです。市内のいろいろな場所でチラシが配布されていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

プラネタリウムがある「新座市児童センター」
プラネタリウムがある「新座市児童センター」

――このほかにも子育て中の家族が楽しめる場所などはあるのでしょうか?

渡辺さん:新座市には「児童センター」が2館あり、本多のセンターにはプラネタリウム設備もあります。各種イベントなども積極的に開催しており、情報処理の学科がある高校と連携したプログラミング教室や科学系ワークショップを開いたり、小学生以上のお子さんが楽しめるイベントも多数開催しています。この児童センターでは中高生タイムも設けられていて、放課後の子どもの居場所としての役割も果たしています。

――新座市の未就学児数の推移などはいかがですか?

渡辺さん:新座市は市外からの転入者が多く、人口自体は増えていますが、0~6歳児の人口は微減が続いています。はっきりした理由までは分かりませんが、小学校転入を機に都内などから引っ越しされる方も多いので、特に小さいお子さんの人口増加につながっていないのかもしれません。

毎年新座市で出生する0歳児は年間1300~1400人ほどで、その数には大きく変化はありません。保育園に関する要望も多いのですが、保育園施設の増設は時間もかかりなかなかハードルが高いのが現状ですので、小規模保育施設を積極的に増やすなど、市でもその対策・対応は考えていきたいと思っています。

市からの情報を漏れなく受け取る「応援メール」も

子育てに役立つ情報満載の「にいざ子育て情報誌」
子育てに役立つ情報満載の「にいざ子育て情報誌」

―― 新座市の子育て情報を知るためのツールは、何かありますか?

田村さん:2018(平成30)年8月から新たに子育て家庭向けに「にいざ子育て応援メール」の配信を開始いたしました。これはHPから登録していただければ、市の保健センターやこども給付課、こども支援課、保育課などから子育てに関する情報が受け取れるというものです。児童手当などの現況届の提出期限や予防接種のスケジュール、イベント情報など、子育てに関する情報が網羅されています。子育て情報を積極的に発信していますので、ぜひご利用ください。

また毎月発行されている広報紙にも、スペースを確保して「子育て通信」とし、各地域の子育て支援センターや児童センターのイベントや教室のお知らせを掲載しています。毎年発行している「にいざ子育て情報誌」も、子育てに役立つ情報が漏れなくコンパクトにまとめられているので、各ご家庭に一冊置いていただけると、とても役に立つと思います。

用水路脇の道や河川敷なども週末は親子の遊び場に

柳瀬川河川敷
柳瀬川河川敷

―― 「新座」駅周辺で親子で楽しめるスポットやイベントがあれば、教えてください。

田村さん:まず「新座」駅から徒歩10分のところにある「ふるさと新座館」には、「野火止公民館」と「ふるさと新座館ホール」、JAの直売所が入っています。公民館では絵本の読み聞かせや紙飛行機をつくる会などの教室や講座が開かれていて、夏の間は子どものための「じゃぶじゃぶ池」も開放されているので、親子でも楽しく過ごせる場になっています。ホールでは演奏会や映画会が開かれており、多くの市民の方々も足を運んでくださっています。

渡辺さん:お祭りも盛んで、毎年夏には「大江戸新座祭り」が開催され、「ふるさと新座館」を中心に屋台村ができたり、阿波踊りの演舞が披露されます。今年で4年目を迎えたこのお祭りも、新座の新たな夏の風物詩として市民の皆さんの心に根付いてもらえたらと思います。

毎年夏に開催される「大江戸新座祭り」
毎年夏に開催される「大江戸新座祭り」

お祭りといえば柳瀬川河川敷で花火を打ち上げる「柳瀬川ふれあい祭り」は、毎年8月末に9つの町内会と市が合同で開催するお祭りです。「新座市立第四中学校」の校庭を開放して、町内会が出す安くておいしい露天が並び、盆踊りがあったり、地元小中学校の吹奏楽部パレードがあったり、盛りだくさんの内容です。このお祭りのフィナーレは1,500発の打上花火で、市民から募集したプロポーズや日頃の感謝を伝える「思い出花火」も毎年恒例になっています。都心の花火大会ほど混雑せず落ち着いた雰囲気で見られることから、家族連れ・赤ちゃん連れでも安心して参加できます。

新座市では、こんな風に市民主導の楽しくて温かいお祭りも多く、市民の皆さんの積極的で明るいお人柄が伝わってくるイベントがたくさんあります。私たちもそんな活動を応援していきたいと思います。

―― 新座市の子育て環境について教えてください。

田村さん:新座市の野火止地域ははスーパーマーケットやドラッグストア、市役所や支援センターなどの公共施設がコンパクトにまとまった場所です。JR武蔵野線「新座」駅や「北朝霞」駅、東武東上線「志木」駅や「朝霞台」駅、西武池袋線「ひばりヶ丘」駅や「東久留米」駅など、どの路線にアクセスするにも便利で通勤・通学の負担は少ないと思います。住みやすさと利便性の両方を兼ね備えているにも関わらず、静かでのどかな環境が整っているという点でも、暮らしやすく子育てしやすい街だと思います。

柳瀬川河川敷
柳瀬川河川敷

渡辺さん:市内には目黒川や綾瀬川があり、川沿いの道も整備されているので、週末は家族連れで散歩する姿などがよく見られます。江戸時代に引かれた野火止用水の水路脇も、水のせせらぎを聞きながら散策できる道です。「ふれあい祭り」の花火の打ち上げ場所にもなっている柳瀬川は、自然が残るのどかな風景が広がり魚を釣っている人やバーベキューを楽しむ人、犬の散歩をする人もいて、市民が日常的に集う場になっています。また、春には桜がとてもきれいです。

関越自動車道や外環道路の出入口にも近いので、車で市外へ出たり旅行に行く際のアクセスも便利です。和光や所沢、秋ヶ瀬には大型の公園があるのですが、車で走ればすぐに着きますので、子育てファミリーの週末の過ごし方の選択肢はたくさんあると思います。

こども政策係長 渡辺さん(左)こども政策係主事 田村さん(右)
こども政策係長 渡辺さん(左)こども政策係主事 田村さん(右)

新座市こども未来部こども支援課こども政策係

係長 渡辺潤子さん/主事 田村佳美さん
所在地:埼玉県新座市野火止1-1-1
電話番号:048-477-1111(代表)
URL:http://www.city.niiza.lg.jp
※この情報は2018(平成30)年9月時点のものです。