和光市スペルシャルインタビュー

いつでも気軽に行ける、総合的な子育て支援拠点「おやこ広場 もくれんハウス」

――まず最初に、「おやこ広場 もくれんハウス」の概要を教えてください。

「もくれんハウス」は、小さなお子さん連れのお父さん・お母さんはもちろん、マタニティママ、パパなど、誰でも気軽に立ち寄れる親と子の居場所です。月曜日から土曜日、9時から17時まで、プログラムのある時以外は予約なしで自由に立ち寄れて、いつ来てもいつ帰っても自由なひろばです。もともと民家だった施設ですので、木造家屋の風情そのままで縁側があったり、まるで実家に帰った時のような懐かしい気分になれる場所です。

施設内には遊具もたくさん
施設内には遊具もたくさん

和光市で北第三子育て世代包括支援センターとして位置づけられている「もくれんハウス」は、子育て支援ケアマネージャーがいるので、子育ての相談にも対応できますし、先輩ママであるスタッフがお母さんたちの気持ちに寄り添いながら話を聞いたり、訪れる人がホッとできる場所でありたいと考えています。

――和光市では「もくれんハウス」のような子育て世代包括支援センターがいくつかあるのですね?

和光市には保健・医療・福祉が一体で提供される「わこう版ネウボラ」の拠点として、子育て世代包括支援センターが市内に5箇所(南・本町・北・北第2・北第3)あり、母子保健ケアマネージャーと子育て支援ケアマネージャーが配置されています。

子育てに関する書籍も充実
子育てに関する書籍も充実

これらのセンターでは子育てに関する相談などはもちろん、母子健康手帳の交付や赤ちゃん学級なども行われ、親子で遊べる「ひろば」もあるという幅広い育児サポートの場になっています。

――「もくれんハウス」を運営している「NPO法人わこう子育てネットワーク」とはどんな団体なのですか?

まだ子育て支援センターもなかった2000(平成12)年、子育て中のお母さんたちの「集いたい」という気持ちから生まれた「わこう子育てネットワーク(通称:わこわこネット)」は、公共施設での「子育てサロン」という活動からスタートしました。

プログラム「赤ちゃんの日」の活動の様子
プログラム「赤ちゃんの日」の活動の様子

現在は「もくれんハウス」の運営のほか、訪問型の子育て支援「ホームスタート事業」や外国人のパパママを応援する「多文化子育て支援」、子どもがやりたいことを実現できる子どもの遊び場「わこうプレーパーク」、学童期思春期の親のサロン「親カフェ」、七輪を囲んだりヤキイモを焼いて交流をはかる「パパ組」などの事業も行なっています。

――特長的なプログラムやイベントについて教えてください。

「外国人おやこのつどい」は、日本で子育てをする外国籍の方々と日本人家族が集い、日本の季節行事、童謡や絵本を一緒に楽しみながら交流しています。

一人一人のペースに合わせて
一人一人のペースに合わせて

「ちびともプレーパーク」は、小さなお子さんと保護者向けの外あそびのプログラムです。季節により開催場所は変わりますが、「柿の木坂湧水公園」には、湧水の小川も流れているので夏は水遊びもできます。まだ歩けないお子さんなどは「遊べないのでは?」と思うかもしれませんが、お兄さん・お姉さんが遊ぶ様子を見るのは、赤ちゃんの成長のためにも非常に大切なこと。お部屋にこもっているよりも、木々に囲まれたプレーパークで風を肌に感じたり水の音を聞くことは代えがたい体験だと思います。

気になるテーマを話して共有
気になるテーマを話して共有

「ゆあたいむ」は月1回1組限定(予約制)で、初めての方に「もくれんハウス」のご案内をしたり、スタッフとおしゃべりしたりして、お母さんの疲労回復の時間を取るというプログラムです。

このほかにも、テーマごとに先輩ママを呼んでグループトークをする「おしゃべりタイム」や、マタニティの方向けの「にんぷぷサロン」、赤ちゃん向けの手遊びをする「赤ちゃんの日(毎週金曜)」のスポットタイムなどいろいろとあります。

――イベントやプログラムがない日は、みなさんどんな風に過ごしているのでしょうか?

部屋にあるおもちゃで遊んだり、絵本を読んだり、おしゃべりをしたり、時間の制約なく自由に過ごしていらっしゃいますね。そこでは私たちスタッフも必ず一緒にいます。ある意味プログラムがない日の方が、「もくれんハウス」の目的である「いつでも行ける親子の居場所」としての役割を果たしているかなと思います。

初めての子育てでも暖かなサポートが受けられる
初めての子育てでも暖かなサポートが受けられる

私たちスタッフは有資格者や先輩ママたちですが、子育て真っ最中のお母さんたちとの関係を単純な「プログラム提供者とそれを享受する人」という風には考えていません。お母さんたちの悩みに対して、私たちの経験を伝えたり他のお母さんたちの話を聞いたりして、お母さんたちが本来持っている力を引き出し自分で解決する力をつけていってほしい、と思っています。気軽に「もくれんハウス」に来て、心配なこと、不安なこと、楽しかったこと、なんでも話してほしいと思います。

「もくれんハウス」にはミルク用のお湯、お昼寝用の布団、赤ちゃん用イスなどをご用意しています。11時30分~13時30分のランチタイムはお弁当持参で利用できます。ゆったり過ごしていただけるよう、家庭的な雰囲気を大切にしています。

ほっと一息つけるカフェスペースも
ほっと一息つけるカフェスペースも

ほとんどの方が最初は一人で来られますが、いろいろな話をしているうちに自然に育児仲間ができたり、子どもにも遊び友達ができたりという様子も見られます。私たちのモットーは「一人の子育てからみんなの子育てへ」です。いつ来ても一人で来ても大丈夫なので、ぜひ気軽に遊びにきてくださいね。

――和光市の子育て環境の魅力や暮らしやすさはいかがでしょうか?

「もくれんハウス」にいらっしゃるお父さん・お母さんたちに聞いても「和光市は子育てしやすい」という声を多く聞きます。和光の街を歩いているとベビーカーや抱っこの人が本当に多いです。和光は育児にやさしいサービスや制度がいろいろあるので、ぜひ活用してほしいと思います。

取材時にプログラムに参加されていたみなさん
取材時にプログラムに参加されていたみなさん

和光市は武蔵野台地の起伏がある地形のせいか、そこかしこに湧き水が流れていて、散歩の途中にふと見つけたりすることもあります。自然が豊かで暮らしやすい、歩いても楽しい、そんな街です。もし和光市に住んで新しい家族が増えたら、ぜひ「もくれんハウス」に遊びにきてくださいね。

おやこ広場 もくれんハウス
おやこ広場 もくれんハウス

埼玉県和光市北第三子育て世代包括支援センター おやこ広場 もくれんハウス

所在地:埼玉県和光市新倉1-16-22
電話番号:048-466-2658
URL:http://www.mokurenhouse.sakura.ne.jp/
※この情報は2017(平成29)年10月時点のものです。