地底探検ミュージアム 龍Q館
“龍Q館”の名で知られる「地底探検ミュージアム 龍Q館」は、「首都圏外郭放水路」の機能・役割を紹介すると同時に、資料や模型をわかりやすく展示している。「首都圏外郭放水路」に対する理解が深まるだけでなく、地域のにぎわいの場を創出する観光拠点としての機能も担っている。
施設名の“龍”は、所在地である庄和地区に伝わる“火伏の龍の伝説”から、そして“Q”はAqua(水)に由来している。そもそも「首都圏外郭放水路」というのは、首都圏における水害の軽減を目的につくられた施設のことで、延長6.3キロメートルの世界最大級の地下放水路となっている。
調圧水槽内を支える高さ18メートルの巨大な柱が59本もそびえ立つ様子が、古代遺跡における神殿のように見えるという理由から、メディアから“地下神殿”と呼ばれるようになった。着工は1993(平成5)年3月で、全区間の完成は2006(平成18)年6月というこの大きなプロジェクトを、「地底探検ミュージアム 龍Q館」を通してより身近に感じられるようになる。また、防災意識を高めることにも貢献している施設と言えるだろう。
地底探検ミュージアム 龍Q館
所在地:埼玉県春日部市上金崎720
電話番号:048-746-0748
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月・年末年始
https://www.city.kasukabe.lg.jp/soshikik..