全国を見て回ったエリアライターが行く！「南大塚」駅の住みやすさを、実際に歩いてレポート！
「小江戸」と呼ばれる観光地としても有名な川越。ここを通る西武新宿線「本川越」駅のすぐ隣に、今回訪れる「南大塚」はあります。
全国各所をまわりながら街のレポートを書いてきたエリアライターが、今回は埼玉県川越市にある西武新宿線「南大塚」駅周辺を歩いてみて、その住みやすさや魅力をお伝えします！
川越市大東地区に位置する「南大塚」駅
埼玉県のほぼ中心に広がり、35万人以上が暮らす川越市。今回訪れる「南大塚」駅は、市内の南西部にある大東地区に位置しています。
「南大塚」駅前に降り立つと、「本川越」駅や「狭山市」駅といった周辺のにぎやかな街と比べて、落ち着いた静かな環境です。それでいてアクセス環境が良く、生活に欠かせない施設もそろっているようなので、さっそくその様子を見ていきましょう！
「南大塚」駅から座って都心へダイレクトアクセス
まずは「南大塚」駅のアクセス環境をチェックしていきます。「南大塚」駅は西武新宿線が乗り入れる駅で、快速急行や急行、準急行も停車し、「西武新宿」駅まで乗り換えなしで行けます。始発の「本川越」駅の隣とあって、どの時間帯でも座って乗車できるのも魅力です。実際に私も訪れたとき、座って行けました。
「南大塚」駅南口からは西武バス、駅北口からは川越市コミュニティバスが出ており、どちらも「川越」駅方面へアクセスできます。「川越」駅には2路線が乗り入れており、東武東上線が「池袋」駅や「渋谷」駅に直結、JR川越線が「大宮」駅に直結しているので、合わせて利用すればアクセス環境がアップします。
西武バスが
「川越」駅まで運行
駅前には買い物施設がコンパクトに集結
日常に欠かせない買い物施設は、「南大塚」駅南口のロータリーを囲むように並んでいます。スーパー「いなげや 川越南大塚駅前店」は、午前9時30分から午後10時まで営業しており、広い売り場で品数が豊富。その隣にはドラッグストア「ウェルパーク 川越南大塚駅前店」や、「セブンイレブン 川越南大塚駅南口店」が並び、「BAKERY SanRemo（ベーカリー サンレモ）」、クリーニング店「NICEクリーニング 南大塚南口店」などもあります。
ちなみに駅から北へ進めば「川越総合卸売市場」があり、毎週土曜日には一般でも青果や水産などを買い物できます。さらに2019（平成31）年には「生鮮漁港川越」という、いつでも買い物できるスーパーマーケットが市場内に誕生。駅から自転車で行ける距離ですし、前述の川越市コミュニティバスでもアクセスできます。埼玉S級グルメで認定表彰されたビュッフェレストラン「Market Terrace 川越市場の森 本店」などに立ち寄りつつ、買い物をするのも楽しそうです。
広い売り場で
品数が豊富
食品や
日用品も販売
子育て支援が充実し、外遊びできる公園も多くある
続いて子育て環境を見てみましょう。埼玉県で行われている「パパ・ママ応援ショップ事業」では、協賛店で割引などのサービスを受けられます。川越市では「家庭訪問型子育て支援事業」を実施しており、手を貸して欲しい時や育児相談したい時などに、無料でサポートしてくれます。さらに川越市子育てガイドマップ「こえどちゃん」や、育児応援サイト「ママフレ」で、子育て情報もわかりやすく提供。2024（令和6）年4月から、子ども医療費の対象年齢が18歳の年度末まで拡大されるのもありがたいですね。
外遊びできる公園が多くあるのも、子育て家族にはうれしい点です。「南台ふじみ公園」は思いっきりかけっこできる広さで、滑り台や砂場などで子どもたちが楽しそうに遊んでいます。「南台かすみ公園」や「東山公園」、「よつや公園」なども駅から近く、それぞれ特色ある遊具があるので、自転車で公園巡りをするのも楽しそうです。さらに休日には「川越水上公園」で、楽しいひと時を過ごせます。駅北側を流れる入間川沿いに広がっており、300本以上の桜をはじめ、ボートがある池や県内最大級のプール、バーベキュー場など、見所がいっぱいです。
グラウンドと
遊具広場で構成
県内最大級のプールや
BBQ場があります
保育園が多くあるので仕事で忙しい家庭も安心
公立の「大東保育園」をはじめ、多くの認可保育園が駅から自転車で行ける距離にあります。「おおぞら保育園」は定員90名の私立保育園で、遊具がある園庭や畑も併設。その他にも私立ですと、広い園庭で遊べる「あゆみ保育園」や、運動・表現活動を取り入れる「まきば保育園」などが点在。「ひかりの子認定こども園」では、広い園庭で動物が飼われており、自然に囲まれながら過ごせます。
その中でも「慶櫻南台保育園」は駅すぐ近くにあり、アート活動を取り入れる保育を実施。川越市の子育て支援施設としても機能しており、音楽や運動遊びなどで、子育て家族が交流できます。「大東市民センター」も子育て支援施設として利用できるほか、駅近くの「大東南公民館」では子育てサロンや子ども向けイベントが開かれています。
広い園庭と
畑があります
子育て支援施設
としても機能
エリアライターが見る「南大塚」駅周辺の魅力①
「南大塚」駅の魅力はなんといっても、利便性と落ち着いた環境が同時に享受できる点でしょう。東側に川越市の中心地、西側に狭山市の中心地が広がっていながら、静かで田園風景が残る環境を維持しており、野菜の直売なども行われています。駅前のスーパーマーケットやドラッグストアに入ってみても、混雑していないのでゆっくりと買い物できます。
周辺の大通りは歩道が広く設けられており、ベビー・子ども用品店「西松屋 川越南大塚店」など、子育て世帯にとって近くにあるとうれしい店舗が並んでいます。さらにすぐ近くに国道16号線や関越自動車道の川崎ICがあり、カーアクセスが良好なのも周辺の駅と比べるとポイントが高いです。
直売所で新鮮な
野菜を買えます
カーアクセスも良好
エリアライターが見る「南大塚」駅周辺の魅力②
自治会がしっかり活動しているのも魅力です。たとえば200年以上の歴史を持つ「南大塚の餅つき踊り」は、自治会の協力でその伝統が守られています。大正時代までは7歳のお祝い行事でしたが、その後は形を変えて新年のお祝いへと変化。埼玉県指定無形民俗文化財にもなっており、現在は毎年1月に「南大塚西福寺」で行われ、大人から子どもまでが参加する行事となっています。その他にも地域では、夏祭りや芋ほり大会などが行われており、住民同士が繋がりやすい環境が整えられてます。
地域に根ざしたお店が多くあるのも、この街の魅力となっています。前述の駅前にある「BAKERY SanRemo（ベーカリー サンレモ）」に入ってみると、総菜パンの種類がとても豊富。お客さんが途切れることなく訪れることからも、地域で愛されているお店だということが伺えました。その他にも「和泉屋豆腐店」や「珈琲通の店散茶路」など、チェーン店にはないアットホームなお店を通して、さらにこの街に愛着が湧きそうでした♪
活発な自治会活動
リーズナブルで
パンの種類が豊富
発見ポイント！
- （1）駅前に買い物施設がそろっているので、コンパクトに生活できる！
- （2）住宅街は車通りが少なく、大通りは歩道が広々なので子連れでも歩きやすい！
- （3）保育園や公園、子育て支援施設などが充実しているので、子どもと暮らしやすい♪