子どもの成長を育む、イベントの多さが魅力の南平児童センター
近年、街の発展とともに高層階の建物が増えてきている「川口元郷」駅周辺。その活気とにぎわいが薄らぎ、その一方で落ち着きを増していくエリアにたたずむのが1977(昭和52)年12月に開設した「南平児童センター」だ。0歳から18歳未満の子どもを対象に、年間を通じてさまざまなイベントを開催している。今回は実際に施設を訪れ、開催されているイベントのことや、どういった方が利用されているかに加え、川口市や「川口元郷」駅周辺の住環境の良さなど、幅広くお話をうかがってきた。
約半世紀にわたり、川口の子どもたちを見守り続ける「南平児童センター」
——まずは、「南平児童センター」の概要と歴史についてお聞かせください。
施設スタッフ:当センターは0歳から18歳未満の子どもを対象とし、1977(昭和52)年12月に開設しました。施設内には図書室、乳幼児室、遊戯室、子ども家庭相談室、屋外遊戯場があり、遊びを通して子どもの発達を促し、安心して過ごせる居場所として子どもたちの日常生活を支援しています。運営するのは社会福祉法人の「川口市社会福祉事業団」で、2006(平成18)年から川口市の指定管理を受けています。
休所日は毎週火曜日、祝日、年末年始で、午前9時から午後6時までが開所時間となっています。小学生、中学生、高校生の居場所であると同時に、乳幼児を抱える保護者には友だちづくりの場であり、安心して子どもを遊ばせられる場所でもあります。
——「南平児童センター」の利用方法と施設の特徴を教えてください。
施設スタッフ:利用時は、すべての来館者に名前の記入をお願いしていますが、身分証明書の提示については特に必要ありません。
また、当センターの特徴として、全スタッフが保育士の有資格者であることが挙げられます。そのことが、保護者に安心感を与えることができているのではないかなと感じます。
乳幼児や保護者向けから小学生が運営するものまで、幅広いイベントを実施する「南平児童センター」
——「南平児童センター」で行っている乳幼児と保護者、また小学生向けのイベントについてどのようなものがありますか?
施設スタッフ:リトミック、ベビーマッサージ、おはなし会、夏休み工作、親子陶芸教室など、年間を通してさまざまな行事を開催しています。最も規模が大きなものは「南平児童センターまつり」で、小学生が実行委員として企画・運営に加わってくれます。
また、1歳・2歳が対象の「親子ふれあいランド」では、年間18の企画を組んでおり、ダンス、手遊び、絵本や紙芝居の読み聞かせ、工作、運動などジャンルはさまざまです。参加には申込みが必要で、対象者は1歳児、2歳児とその保護者、それぞれ20組が定員となっています。数年前までは2歳・3歳が対象だったのですが、利用される方のニーズが変わってこともあり、現在のかたちになりました。
——さまざまなイベントを開催されていますが、参加者の声やご感想、また様子はいかがですか?
施設スタッフ:よく耳にするのが、ここで友だちができましたという声です。それ以外では、他では接点のない方と交流できて楽しかったので、また参加したいというものも多いですね。ここで保護者同士が仲よくなり、お子さんが小学生、中学生になっても一緒に遊びに来てくださるケースもあります。このような方が増えるように、友だちづくり、仲間づくりに貢献できたらと思っています。
市内には遊び場も充実し、ファミリーにとって住みよい環境の川口市末広エリアとその周辺
——「南平児童センター」が位置する川口市末広やその周辺エリアで、子育てをする魅力はどのようなものだとお考えでしょうか。
施設スタッフ:利用者の方に聞いてみると、ほどよい大きさの公園が多いことをはじめ、子どもの遊び場がたくさんあると感じている方が多いようです。また、「ミエルかわぐち」のような、子どもが楽しめる施設を設けているショッピングモールがあることや、子供服についても「西松屋」があることなどから、子育てしやすいという声も聞かれます。

施設スタッフ:それと、このエリアだけということではありませんが、0歳から3歳の子どもとその保護者が対象のフリースペース「おやこの遊びひろば」が市内37ヶ所に設けられていることも大きいですね。
——川口市末広とのその周辺エリアに関して、利用者の方がよく行かれるおすすめのスポットを教えていただけますか?
施設スタッフ:施設を利用される方からは、「21世紀に残したい・埼玉ふるさと自慢100選」にも選出された「川口市立グリーンセンター」に行くという話はよく挙がります。施設内には大噴水、ミニ鉄道、フィールドアスレチック、芝生広場、昆虫の森、健康器具が設置された、いきいき広場などさまざまな表情があり、ここでは子どもはもちろん、幅広い世代が楽しむことができる施設です。

施設スタッフ:また、高速道路の休憩施設と都市公園を一体的に整備した「川口ハイウェイオアシス」には、水辺と木々の緑に彩られた自然豊かな公園「イイナパーク川口」やカフェもあり、ここも当センター利用者の方に人気のスポットです。

施設スタッフ:また、「バターと生クリームを使ったプロによるパン洋菓子コンクール」のパン部門で、農林水産大臣賞を受賞した「クロワッサンB.C.」が人気のベーカリー「デイジイ本店」に行くという方も多くいらっしゃいます。

——最後に、これから川口市末広エリアで子育てを検討されている方にメッセージをお願いします。
施設スタッフ:周辺は、スーパーマーケットが充実しているエリアで、買い物にも便利な街だと思います。落ち着いた環境のなかで暮らしつつ、そのなかで当センターをご利用いただければ嬉しいですね。
川口市 南平児童センター
所在地 :埼玉県川口市末広3丁目7−21
電話番号:048-223-7441
URL:http://fukushi-kawaguchi.jp/institution/motherandchildren/nanpei/
※この情報は2025(令和7)年7月時点のものです。
