徒歩圏複数路線と大宮エリアの利便性、文化香る地域環境を享受するさいたま市北区盆栽町

さいたま市北区はその名の通り、さいたま市の北部に位置する。その北区の南端に位置する盆栽町エリアは、東武アーバンパークライン「大宮公園」駅に接し、JR「土呂」駅も近く利用できる。県内有数のターミナル「大宮」駅周辺エリアにも近く、一方で緑豊かな「大宮公園」が身近とあり、生活利便性と閑静な住環境が両立する街として注目されている。

今なお5つの盆栽園が残る大宮盆栽村

今も残る盆栽園「清香園」
今も残る盆栽園「清香園」

盆栽町エリアは、関東大震災で被災した東京都内の盆栽業者が多く移転し、「大宮盆栽村」と呼ばれるようになったことに由来する。最盛期には30軒以上もの盆栽園があったと言われ、現在も5軒の盆栽園が存在し、それぞれ一般見学も可能な観光スポットとなっている。盆栽園では、それぞれ特色ある盆栽が生産され、四季折々の風景を楽しめると海外の盆栽愛好家からも注目されている。盆栽町エリア周辺の街並みは国土交通省の「都市景観100選」にも選ばれた。

数多くの盆栽が展示されている「さいたま市大宮盆栽美術館」
数多くの盆栽が展示されている「さいたま市大宮盆栽美術館」

盆栽町エリアには世界初の公立盆栽美術館「さいたま市大宮盆栽美術館」があり、多くの盆栽を見学できるほか、ワークショップも開催されている。盆栽教室を開催している盆栽園もあり、気軽に盆栽を生活に取り入れることもできる。

東武アーバンパークライン「大宮公園」駅至近

東武アーバンパークライン「大宮公園」駅
東武アーバンパークライン「大宮公園」駅

盆栽町エリアの最寄りとなる「大宮公園」駅から東武アーバンパークラインを利用すれば「大宮」駅まで2駅4分でアクセス可能だ。「大宮」駅へは「盆栽町西」停留所からのバスも利用できる。

また、盆栽町エリアからはJR「土呂」駅も徒歩圏内になる。「土呂」駅からは直通電車で「東京」駅や「池袋」駅、「新宿」駅、「渋谷」駅など各主要駅にダイレクトアクセスできる。さらには「横浜」駅や「小田原」駅、「熱海」駅、「鎌倉」駅などレジャースポットへもつながっており、非常に魅力の高いアクセスとなっている。

100を超える専門店が便利な「ステラタウン」など商業施設も豊富

「ヤオコー 大宮盆栽町店」などスーパーマーケットも身近
「ヤオコー 大宮盆栽町店」などスーパーマーケットも身近

盆栽町エリア周辺には大型のスーパーマーケットやドラッグストアも点在。「ヤオコー 大宮盆栽町店」「スギドラッグ 大宮植竹店」など日常の買い物に便利なショッピング施設が充実する。

多数の専門店が入る「ステラタウン」
多数の専門店が入る「ステラタウン」

「イトーヨーカドー大宮宮原店」を中心に100以上の専門店が集まる「ステラタウン」も近い。「ステラタウン」はひとつの街のように設計されたショッピングモールで、散策気分で買い物するのも楽しい。さらに「ステラタウン」の南には「オーケー」や「コジマ×ビックカメラ」が入った「ニトリホームズ 宮原店」もオープンし、さらに買い物が便利になった。

複合公共施設「プラザノース」や「さいたま北部医療センター」も徒歩圏内

公共施設が揃う「プラザノース」
公共施設が揃う「プラザノース」

盆栽町エリアからは「さいたま市 北区役所」や「さいたま市立北図書館」の入る複合施設「プラザノース」も身近だ。ここにはホールやアトリエ、音楽スタジオもあり、気軽に文化に親しめる。盆栽町エリアには日本漫画の先駆けとも言われる北澤楽天が暮らしていたことから、ユーモアについて楽しく紹介する「ユーモアスクエア」があるのも興味深い。

プラザノース」の北には「さいたま市大宮休日夜間急患センター」を併設する「さいたま北部医療センター」が隣接するほか、多彩な診療科に対応する「大宮中央総合病院」も近く、急病の際も安心だ。盆栽町エリア周辺には「小池内科クリニック」や「田中内科小児科医院」などかかりつけにできるクリニックも揃う。

保育施設が充実、子育て支援型幼稚園も身近

さいたま市では保育施設の整備に力を入れており、保育施設の定員は2017(平成29)年度の19,388人から2022(令和4)年度には29,892人と1万人以上増加し、保育所等待機児童ゼロを達成している。盆栽町エリア周辺でも、2017(平成29)年に「東大成ひなた保育園」、2019(平成31)年に「ミルキーウェイ大成園」と「大宮みちのこ保育園」、2021(令和3)年に「とろポポロ保育園」が開園するなど保育施設が充実してきた。

「大宮みちのこ保育園」など新しい保育施設も多い
「大宮みちのこ保育園」など新しい保育施設も多い

さいたま市では、2018(平成30)年度から開園時間が8時間以上で朝や夕方、長期休暇に預かり保育を実施し、預かり保育利用料が原則無料の幼稚園を「子育て支援型幼稚園」として認定している。2022(令和4)年9月時点で約100園ある市内私立幼稚園のうち48園が「子育て支援型幼稚園」で、半分弱が認定されていることになる。盆栽町エリア周辺でも「植竹幼稚園」も認定を受け、8~18時まで預かり保育を行っている。

近隣の子育て支援施設も充実している。さいたま市では単独型の子育て支援センターを各区に1か所設けているほか、保育施設などに併設されている併設型も57か所ある。盆栽町エリア付近でも「大宮つぼみ保育園」に併設型子育て支援センターがある。また、0~18歳未満の子どもが自由に利用できる「植竹児童センター」には、小学生の児童を対象に放課後の居場所を提供する「放課後児童クラブ」があり、「東大成町2丁目自治会館」では月に1回「子育てふれあいサロン たいよう」が行われている。

盆栽町エリア周辺には「盆栽団地公園」や「盆栽緑地公園」など子どもがのびのび遊べる公園が多いのもうれしい。

英語教育が充実しているさいたま市立小・中学校

さいたま市では、2016(平成28)年度からすべてのさいたま市立小・中学校で、新しい英語教育「グローバル・スタディ」を実施している。さいたま市独自の教材を使い、小学校1年生から中学校3年生までの9年間を一貫したカリキュラムで英語教育を行う。さいたま市の英語教育時間は全国よりも多いこともあり、さいたま市は2021(令和3)年12月時点で、英検3級相当の英語力を持つ中学3年生の割合が86.3%と全国平均47.0%をはるかに上回り、全国トップを誇る。

また、新たな価値を創造し、未来社会をリードする人材、複雑に変化する現代社会において、自己実現できる市民の育成を目的として、探求的な学習を行う「さいたまSTEAMS教育」を推進するなど先進的な教育が行われている。

盆栽教育も行われている「さいたま市立植竹小学校」
盆栽教育も行われている「さいたま市立植竹小学校」

盆栽町エリアの通学区となる「さいたま市立植竹小学校」でも大宮盆栽園にちなんだ盆栽教育が実施され、「さいたま市立植竹中学校」はさいたま市教育委員会の進路指導・キャリア教育研究指定校で、進路指導に力を入れているなと教育内容に定評がある。

桜の名所としても知られる「大宮公園

広々とした園内に多彩な施設が揃う「大宮公園」
広々とした園内に多彩な施設が揃う「大宮公園」

盆栽町エリアは緑も豊かだ。とくに「大宮公園」は「武蔵一宮 氷川神社」の境内の一部を公園として整備したもので、総面積は約67.8ヘクタールと広大な面積を誇る。樹齢100年を超える赤松があるほか、1,000本以上の桜は春に訪れる人の目を楽しませる。園内には「埼玉県営大宮公園野球場」、「NACK5スタジアム大宮」、「児童遊園地」など多彩な施設があり、思い思いの休日を楽しめる。

盆栽町エリア周辺には「大宮第二公園」、「大宮第三公園」、「大和田公園」など大規模公園が多く、「大和田公園」は夏の風物詩「さいたま市花火大会」の会場としても知られる。リスと触れ合える「市民の森・見沼グリーンセンター」も近い。

「さいたま市花火大会」/©️さいたま観光国際協会
「さいたま市花火大会」/©️さいたま観光国際協会

盆栽町エリア周辺には埼玉最大級のリゾート施設で、フィットネスや天然温泉を楽しめる「SPA HERBS(スパ ハーブス)」、実物の鉄道車両が数多く展示されている「鉄道博物館」などレジャースポットも多い。

「大宮」駅が身近で便利な暮らしを実現でき、盆栽園や「大宮公園」の緑も身近、子育て環境にも恵まれた盆栽町エリア。ここはファミリーを中心に住まいの場として人気を集めている。

徒歩圏複数路線と大宮エリアの利便性、文化香る地域環境を享受するさいたま市北区盆栽町
所在地:埼玉県さいたま市北区