北浦和に暮らすKITA-URAWA areaguide

初めてでもどこか懐かしい古民家カフェ

珈琲の家 和悠楽(わゆら)/浦和common(コモン)

自転車の看板が営業中の目印
自転車の看板が営業中の目印

JR「北浦和駅」から徒歩7分、閑静な住宅街の中にある「珈琲の家 和悠楽」。隠れ家的なカフェは数多くあるけれど、この店の隠れ家感は本物だ。自転車に小さな看板があれば営業中、これがなければお休みまたは配達中。自転車がない時には、見た目はまったく普通の民家で、見つけることは困難だ。

落ち着いた畳の部屋
落ち着いた畳の部屋

靴を脱いで店内に入ると、そこはレトロ感たっぷりの古民家だ。扇風機にダイヤル式の黒電話、古いカメラにミシンや古時計などの調度品が置かれ、まるで田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に来たような感覚に。「ここカフェで合ってますか?」と聞かれることもしばしばだと言う。

2階にある焙煎機
2階にある焙煎機

こちらのカフェのメニューは、コーヒーのホットとアイス、ハーブティーのホットとアイスの4つだけ。「この店の雰囲気とメニューの感じ、一体どういう店なの?」 と不思議に思える店だが、こちらは至極の一杯が味わえる、本格派のコーヒー店なのだ。

メニューはコーヒとハーブティーのみ
メニューはコーヒとハーブティーのみ

この店をひとりで切り盛りするのは、オーナーの飯田さん。本業は、カフェや飲食店に希望の焙煎を施したコーヒーを卸す焙煎師で、店の2階で作業を行なっている。せっかく趣きのある古民家があるのだからと、店内で焙煎したコーヒーを提供したところ評判となり、焙煎中に開くカフェとして営業を開始した。

淹れ終わった後のコーヒー粉を使って作った雑貨も販売
淹れ終わった後のコーヒー粉を使って作った雑貨も販売

ここで味わえるコーヒーは、コモディティコーヒー。コモディティコーヒーとは、スペシャリティコーヒーとは異なり、ごく一般的に流通しているコーヒーだと話す。「コーヒーの良し悪しは焙煎の仕方で決まると言っても過言ではなく、その豆にあった最適な焙煎をして、いつ誰が淹れても美味しいコーヒーになるように焙煎しています」と話す。本気の焙煎師が焙煎する至極の一杯を隠れ家的なカフェで、ゆっくりと味わってみよう。

珈琲の家 和悠楽(わゆら)/浦和common(コモン)
所在地:埼玉県さいたま市浦和区元町1-4-16 
電話番号:080-4907-6448
営業時間:8:30~17:00(土曜日 ~12:00)
定休日:不定休
https://www.instagram.com/coffee_house_w..

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