JR京浜東北線「北浦和」駅に近く、買い物も便利、緑も豊かで暮らしやすいさいたま市浦和区常盤エリア
宿場町、文化人の街、文教エリアとして発展した浦和区
さいたま市浦和区はさいたま市の中央からやや南側に位置する。2001(平成13)年に浦和市と大宮市、与野市が合併してさいたま市が誕生。2003(平成15)年にはさいたま市が政令指定都市へ移行し、浦和区が誕生した。
江戸時代の浦和は中山道の宿場町として発展した。今も浦和には「浦和宿本陣跡」や「調神社」など歴史を感じられるスポットが多い。「浦和宿」ではうなぎが名物として提供されていたという。現在も浦和には老舗のうなぎ料理店が営業を続けるほか、うなぎを模したご当地キャラクター「浦和うなこちゃん」も親しまれている。
明治維新後、浦和には「埼玉県庁」が設けられ、埼玉県の行政の中心地となる。関東大震災後は比較的被害が少なかったことから、文化人を中心に移住が進み、「鎌倉文士に浦和画家」とも称されるようになった。こうした背景から浦和区内には「うらわ美術館」や「埼玉県立近代美術館(MOMAS)」など美術館も多い。
明治時代以降、浦和には「埼玉県立浦和高等学校」の前身となる「旧制浦和中学校」や「埼玉大学」の前身となる「埼玉県師範学校」や「旧制浦和高校」、埼玉県内最古の女子校である「埼玉県立浦和第一女子高等学校」など多くの教育施設が誕生。文教エリアとしても発展を遂げた。今も「さいたま市立浦和中学校・高等学校」といった教育施設が集まるほか、「さいたま市青少年宇宙科学館」など博物館もそろう。
浦和区民の定住意向、満足度はともに約9割
『令和5年度 さいたま市民意識調査報告書』によると、浦和区民の定住意向は86.3%であった。また、居住地の住み心地について尋ねた質問に「住みやすい」と答えた人は、さいたま市内で浦和区が最も多く、91.4%に上った。浦和区の満足度を項目ごとに尋ねたところ、「電車の便」がトップで次いで「自然災害による被害の少なさ」、「駅までのアクセス」、「治安のよさ」と続いていた。
この結果から、浦和区は交通アクセスの利便性や住環境に恵まれ、これらに対する満足度の高さが定住意向につながっていると考えられる。
文教エリアならではの充実した子育て環境
文教エリアという機能も持つ浦和区は教育施設が多く、子育てファミリーにも人気が高い。保育施設の整備をはじめ、子育て支援も進んでおり、保育所等待機児童数は2022(令和4)年以降さいたま市内全域でゼロを維持している。
さいたま市では2024(令和6)年10月診療分から「子育て支援医療費助成制度」の対象が18歳の年度末まで拡大されたほか、「パパママ応援ギフト」として妊娠時に妊婦1人あたり5万円、出生時に子ども1人あたり5万円がそれぞれ支給される。「浦和」駅付近には、子どもを預けると近隣の幼稚園へ送迎してくれる「さいたま市送迎保育ステーションうらわ」があるのも便利だ。
浦和区では緑や歴史の保全、住環境の維持を推進
2014(平成26)年に改定された『さいたま市都市計画マスタープラン』では各区のまちづくり方針を示している。浦和区では「にぎわいと文教の調和する緑豊かなまち-ワクワク浦和区、わたしの明日をつくるまち、わたしが明日をつくるまち-」を将来像に掲げている。
これに基づき、「浦和」駅周辺で緑地やオープンスペースの整備など回遊性向上、「浦和」駅の東口、西口のバランスが取れた街づくりの推進、中山道周辺では緑や歴史を保全して歩いて楽しめる街並み整備、文教エリアにふさわしい落ち着きのある住環境の維持などを進める。さらに、交通結節性の強化や公共交通の充実による拠点間のネットワーク化、見沼田んぼの保全も行うこととした。
生活利便と住環境が両立する浦和区常盤エリア
『さいたま市都市計画マスタープラン』では「北浦和」駅周辺の北浦和エリアを「生活商業地」とし、「浦和」駅に続く拠点と位置付けている。今も「北浦和」駅周辺には「イオン 北浦和店」や「クイーンズ伊勢丹 北浦和店」などスーパーマーケットが充実。とくに「マルエツ 北浦和東口店」は24時間営業で便利だ。
多くの診療科に対応する総合病院「埼玉メディカルセンター」が近いのも心強い。「北浦和」駅西側には「埼玉県立近代美術館(MOMAS)」や音楽噴水がある「北浦和公園」、日本庭園や茶室がある「浦和北公園」が広がり、緑も豊かだ。
「北浦和」駅に近く、優れた生活利便と恵まれた自然環境を併せ持つ浦和区常盤エリア周辺は子育て環境もよく、ファミリーにぴったりの街といえるだろう。
JR京浜東北線「北浦和」駅に近く、買い物も便利、緑も豊かで暮らしやすいさいたま市浦和区常盤エリア
所在地:埼玉県さいたま市浦和区