大型商業施設も開業する上福岡エリアの魅力あるまちづくり

イオンタウンふじみ野
イオンタウンふじみ野

埼玉県ふじみ野市の中心に位置する上福岡エリア。「上福岡」駅からは「池袋」駅へ乗り換えなしで移動でき、東京メトロ有楽町線や副都心線への直通電車もあるため、都心部へのダイレクトアクセスも可能だ。さらにふじみ野市ではまちづくりが進行中で、エリアでも駅前や道路の整備が進む他、2020(令和2)年には大型商業施設が開業。今後、ますます生活利便性が向上することが期待されている。

大型商業施設「イオンタウンふじみ野」の建設

上福岡エリアで注目なのが、大型商業施設「イオンタウンふじみ野」だ。「上福岡」駅東口から徒歩12分、日本無線の跡地を利用して2020(令和2)年11月に開業した。3階建ての施設内に約90のテナントが出店しており、無料駐車場も1,800台分整備されている。また各フロアにコンセプトが掲げられているのも特徴で、1階が「食とウェルネスライフのフロア」、2階が「知・学とデジタルライフのフロア」、3階が「アーバンアクティブライフのフロア」となる予定だ。ちなみに施設前を走る「上野台中央線」の拡幅整備も予定されており、完成すれば遠方からも人が訪れるだろう。また、駅から徒歩でアクセスする人によって、駅東口の活気が増すことも期待されている。

イオンタウンふじみ野
イオンタウンふじみ野

拡張予定の「上野台中央線」が交わる「市役所前」交差点
拡張予定の「上野台中央線」が交わる「市役所前」交差点


「上福岡」駅西口の再開発

「上福岡」駅西口は、すでに再開発が完了しており、美しく賑わいある街並となっている。1992(平成4)年に上福岡駅西口住宅市街地総合整備事業の整備計画が、駅西側約35ヘクタールの区域で策定。2006(平成18)年には、従前の2倍もの大きさとなる駅前広場が整備された。これによって夏祭り、フリーマーケット、ライブパフォーマンスなどにも活用され、新たな賑わいを見せている。また、バスの乗り入れも可能となったため、交通利便性が大幅に向上。さらにショッピングモール、クリニックモール、公共施設などが多く集まる複合施設「ココネ上福岡」も開業し、生活利便性の向上が実現した。再開発による効果は、駅の1日平均乗降客数にも見られ、2006(平成18)年には5.4万人であったが、2017(平成29)年には5.7万人となり、増加傾向となっている。

「上福岡」駅西口の整備されたロータリー
「上福岡」駅西口の整備されたロータリー

複合施設「ココネ上福岡」
複合施設「ココネ上福岡」


上福岡エリアのまちづくり方針

ふじみ野市は都市計画マスタープランによって、地域別のまちづくり方針を示している。上福岡エリアでは「駅から富士山が見える、3世代が憩い住み続ける国際的ベースキャンプ」を目標とし、各分野のまちづくり方針を策定。具体的には、「道路と交通」の分野では、「上福岡」駅東口前と「福岡中央公園」を結ぶ「上福岡駅前通線」の整備促進、「福岡中央公園」前の交差点から南東へのびる「桜通線」の整備促進、「上野台中央線」の拡張整備などが予定されている。また「住まい環境」の分野では、交通量の多い生活道路は、安全な歩行者・自転車利用環境を確保すること、「上福岡」駅東口では快適な都市空間を創出し、にぎわいのある中心市街地の形成を目指すことなどが明記されている。

「上福岡」駅東口に新しく整備された横断歩道橋
「上福岡」駅東口に新しく整備された横断歩道橋

実際に、「上福岡」駅東口駅前広場整備事業の一環として、橋上駅舎と駅前通りを結ぶ横断歩道橋が2021(令和3)年に完成した。さらに駅周辺の商業地等では、空き店舗等を活用した商業サービス機能を誘導するとの記載もあり、今後さらに商業施設等が充実し新たな人の流れが生まれることも期待される。

屋根付きで雨の日も歩行者が安全で快適に駅を利用できそうだ
屋根付きで雨の日も歩行者が安全で快適に駅を利用できそうだ


子どもから大人までがふれあえる街

都市マスタープランでは、駅周辺や道路の整備だけでなく、「福岡中央公園」や「福岡江川緑道」の緑、毎年8月の風物詩である「上福岡七夕まつり」などの歴史的・文化的な地域資源を活用することも示している。これによりふれあいの場が充実し、子どもから大人までがより暮らしやすい街になっていくだろう。

福岡中央公園
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