東上線沿線有数のショッピングタウン、先進的な教育環境も魅力の志木市本町を知る

志木エリアを流れる新河岸川と柳瀬川の合流付近には江戸時代から昭和初期まで「引又河岸（ひきまたかし）」という舟着場があった。また、ここは奥州街道（現：志木街道）と交わる場所でもあり、併設の宿場町「引又宿」もあり、周辺地域は繁栄していた。1914（大正3）年に東上鉄道（現:東武東上線）の開通と同時に「志木」駅が開業すると、徐々に賑わいは駅周辺に移り、現在では東上線沿線の中でも多くの商業施設が集まるショッピングタウンとなった。また、私立の中学校、高校、大学といった教育施設が多いことから、学生の姿も多い賑わいのあるエリアでもある。都心までスムーズにアクセスできる利便性に加え、少し足をのばせば新河岸川や柳瀬川など、自然に親しむことができる環境が広がっているのも志木エリアの魅力だ。

【ポイント．01】 都心へのアクセス良好で、高速バスも多数運行

東武東上線「志木」駅は普通、準急、Fライナー、快速、快速急行、急行列車が停まる主要駅。快速急行を利用すれば、「池袋」駅まで約17分でアクセスすることができ、朝と夕方には「志木」駅が始発となる列車もあるので、座って都心方面へアクセスすることも可能だ。さらに、東京メトロ有楽町線と副都心線の乗り入れにより、新木場方面、渋谷方面、横浜方面へもダイレクトにアクセスすることができる。

「志木」駅から「羽田空港」への直行バスをはじめ、名古屋、京都、大阪行方面行きの夜行バスも発着しており、地方への出張や旅行の際も便利だろう。

【ポイント．02】県内屈指のショッピングタウンで、毎日の暮らしも充実

「志木」駅周辺には大小さまざま、多種多様なジャンルの商業施設が集まっている。駅前には「カスミ フードスクエア志木店」や「ビッグ・エー 志木本町店」といったスーパーマーケットがある。「志木」駅前にある大型ショッピング施設「マルイファミリー志木」には、食料品から生活雑貨、ファッションまでが揃い、レストラン街もあるため、休日には家族連れで賑わう。

「エキア志木」は、飲食店やファッションなどがバランスよく配置された駅ビルで駅と直結しているため、電車を利用する際に立ち寄りやすいのがうれしい。そのほかにも、「イオン 新座店」や「ヴェルモ 志木」といったショッピングセンターもあり、利便性の高い暮らしをおくることが可能だ。

大型の商業施設以外にも、駅東口には「しきアロハ商店会」、南口には「志木駅南口商店会」といった商店街があり、個性豊かな店舗が並ぶ。夏祭り等のイベントやまちづくりのための活動にも積極的に取り組んでおり、活気あふれるまちづくりに寄与している。

【ポイント．03】細やかな子育て支援・教育を実践する志木市、周辺に特色ある教育施設も充実

志木市本町にある「志木市立志木小学校」は1874（明治7）年開校の歴史ある学校で、公民館「いろは遊学館」と「いろは遊学図書館」の公共施設が併設されている。志木市は全国に先駆けて少人数学級編制を始めた市としても知られているが、2019（令和元）年度からはこの制度に代わり、複数・少人数指導体制を開始。小学校に2人ずつ市費教員（スマート教員）を配置することによって、子どもたちの実態に合わせたさまざまな授業形態を可能にし、きめ細かな授業を行っていくことになる。また、志木市は「放課後学習教室」や「放課後志木っ子タイム」といった事業も展開している。

「志木」駅周辺には、埼玉県有数の進学校として知られる「慶應義塾志木高等学校」をはじめ、「立教大学 新座キャンパス」や「立教新座中学校・高等学校」が立地しており、文教エリアとしても知られている。そんな教育に力を入れている場所柄、教育熱心な家庭も多く、「志木」駅周辺には学習塾や幼児教室も集まる。

【ポイント．04】少し足を伸ばせば新河岸川の潤いや自然スポットも身近に

志木市本町の北側を流れる新河岸川の河川敷では開放感ある景色を眺めながらのんびりと散策を楽しめる。新河岸川と柳瀬川が合流する場所に広がる「いろは親水公園」は、「さくらのこみち」「こもれびのこみち」「あじさいロード」が整備され、地域住民が四季と触れ合える憩いの場。ブランコなどの遊具、水辺の護岸や野鳥観察壁などが設置され、子どもたちが楽しく遊んだり、自然と親しんだりすることもできる。また、春には川沿いの桜を楽しめるなど、利便性を享受しながらも四季を満喫できる、恵まれた自然環境が魅力となっている。

東上線沿線有数のショッピングタウン、先進的な教育環境も魅力の志木市本町を知る
所在地：埼玉県志木市