志木市の新しいにぎわいが生まれるスポットから、新河岸川沿いの環境を満喫するお散歩コースを歩いてみました!

埼玉県志木市は、充実の買い物環境が整いながら、歴史と文化に包まれ、豊かな自然環境が広がっています。そんな暮らし心地も抜群の志木市では、『志木まるごとヘルシーロード』と題して、市内に5つのウォーキングコースを設けています。“歩いて楽しい”、“歩いて気持ちいい”をテーマにしており、健康に良いだけでなく心身ともにリフレッシュもできるウォーキングコースとなっています。今回は新河岸川沿いの2コースを歩いてみて、その様子をレポートします!

新河岸川沿いに広がる自然
新河岸川沿いに広がる自然

いろは親水公園」を歩くコース

まずは「いろは親水公園コース」を歩いてみます。2022(令和4)年8月にリニューアルした「いろは親水公園」のスポットを巡りつつ、新河岸川沿いを進むコースです。

スタート地点となる公園の中洲ゾーンは、かつて宿場「引又宿」があったことから、そのにぎわいを模した造りになっています。明治時代に建築された「村山快哉堂広場」をはじめ、ベーカリーカフェ「DAISY」や、テラスが設けられた芝生広場などもあり、訪れた人が思い思いの時間を過ごしています。

有形文化財となっている

「いろは親水公園コース」の中洲ゾーン
「いろは親水公園コース」の中洲ゾーン

芝生広場も
整備されています

ベーカリーカフェ「DAISY」
ベーカリーカフェ「DAISY」


左岸では、春に桜を、夏には水遊びを楽しむことができる

スタート地点から「いろは橋」を渡り、川沿いの遊歩道を南へ進みます。この辺りは公園の左岸ゾーンとなっており、ピクニックをする人でにぎわう芝生の斜面や、大きなグラウンドがあり、春には桜が綺麗に咲きます。

遊歩道沿いには子どもの遊び場も設けられており、アスレチック遊具がある「ウォータパーク」は、夏には水遊び場に大変身。志木市ご当地キャラクター、カッパのシッキーがデザインされた滑り台や、ふわふわドームなどもあり、子どもが楽しく安全に遊べる空間が広がっています。

1つ目の
ウォーキングコースへ!

「いろは橋」から見た新河岸川の景色
「いろは橋」から見た新河岸川の景色

ピクニックやお花見を
楽しめる♪

「いろは親水公園」の左岸ゾーン
「いろは親水公園」の左岸ゾーン


右岸では、あじさいやホタルを楽しむこともできる

「富士下橋」を渡って折り返し、「右岸ゾーン」へ。こちらでは落ち着いた空間が形成されており、「あじさいロード」や「四季の花壇」などを眺め、季節のうつろいを感じながら気持ちよく歩けます。

遊歩道沿いの斜面林は、市内有数の規模。全長140mの「こもれびのこみち」や「ホタルの里」などで、その自然を楽しめます。ちなみに斜面林を少しのぼって住宅街へ出れば、「焼だんごうさぎ家」があるのでテイクアウトしてみるのもおすすめです。川辺の景色を眺めながら、お団子を食べるのもいいでしょう。

季節の花々が咲きます

「四季の花壇」
「四季の花壇」

散策や森林浴を楽しめます

斜面林と「こもれびのこみち」
斜面林と「こもれびのこみち」


保育園や緑地を眺めつつゴール

右岸ゾーンを進むと、川を挟んで中洲が近づいてきました。そのまま遊歩道から本町通りに出て、「栄橋」を渡れば、中洲へ戻ってきてゴールです♪「栄橋」の前には「志木市いろは保育園」があり、「いろは子育て支援センター」も併設。その前には緑地があり、江戸時代に架けられていた水路橋の模型が歴史を伝えています。

ちなみに各コースの距離は、スタート地点であり、ゴール地点でもある地面に記されているので便利です。それによると、今回のコースは距離2,735m、消費カロリーは約107kcalでした。

保育園には子育て
支援センターも併設

「志木市いろは保育園」と緑地
「志木市いろは保育園」と緑地

「いろは親水公園コース」の距離と消費カロリー
「いろは親水公園コース」の距離と消費カロリー


今回紹介した「いろは親水公園コース」はこちら!

※マップ内のアルファベット表記はルートを示すもので、文章内には出てきません。
(スタート地点Ⓐ/ゴール地点Ⓓ)


コスモスが咲く「いろは橋コース・袋橋コース」

続いて同じく新河岸川沿いの「いろは橋コース・袋橋コース」を歩いてみます。スタート地点は中洲から「いろは橋」を渡って左側にある「いろは交番脇広場」。ベンチがあると共に、かつて川に架けられていた石橋の親柱が飾られています。

まずは川沿いの遊歩道を北へ進みます。この辺りは秋にコスモスが咲くことから「コスモス街道」という名で親しまれています。また、春には桜も咲くので1つ目のコースと同じく移り行く季節を感じながら歩く楽しみがありますね。

2つ目のコースをスタート!

「いろは交番脇広場」
「いろは交番脇広場」

秋には美しく
コスモスが咲きます

川沿いの「コスモス街道」
川沿いの「コスモス街道」


ご当地キャラに続き、今度はカッパの像が

気持ちよく「コスモス街道」を歩いていると、右手に2体のカッパ象「番太郎・愛ちゃん」を発見。実は志木市ではカッパの言い伝えがあることから、カッパ像がいくつも点在しているそうで、その中でも「番太郎」は市内で初めて設置された像。先ほどご紹介したご当地キャラがカッパなのも、同じ言い伝えに由来しています。

そのまま右手の「志木高等学校」を眺めつつ進んで、「袋橋」を渡って折り返し。対岸はシンプルな遊歩道で、川辺の美しい景色を堪能しつつゴールです。今回のコースは地面を見ると、距離1,950m、消費カロリー約76kcal。2つのコースを合わせると5km弱なので、大人のジョギングコースとしても良さそうですね。

「コスモス街道」を
見守っています

川沿いに設置されたカッパ像
川沿いに設置されたカッパ像

「いろは橋コース・袋橋コース」の距離と消費カロリー
「いろは橋コース・袋橋コース」の距離と消費カロリー


今回紹介した「「いろは橋コース・袋橋コース」」はこちら!

※マップ内のアルファベット表記はルートを示すもので、文章内には出てきません。
(スタート地点Ⓐ/ゴール地点Ⓒ)


中洲の「志木市役所」はリニューアルされたばかり

最後に中洲の「志木市役所」にも立ち寄ってみました。冒頭でご紹介したよう新庁舎になったばかりで、市役所としての機能はもちろん、4階には市議会が行われる議場があり、親子で傍聴できる席も設置。展望ロビーからは、今回歩いた「いろは親水公園」の景色が一望できます。

また、建物前にはグランドテラスが広がっており、各種イベントを開催。キッチンカーも並んでおり、中洲と共に行き交う人が集える場所となっています。

このように「志木まるごとヘルシーロード」を歩いてみると、その自然を堪能できる素敵なスポットとなっていました!

グランドテラスには
キッチンカーも♪

「志木市役所」の新庁舎
「志木市役所」の新庁舎

いろは親水公園」を
一望できます

展望ロビーから見た景色
展望ロビーから見た景色


発見ポイント!

中洲の芝生広場はテラスでものんびりできる♪
中洲の芝生広場はテラスでものんびりできる♪

  • (1)四季折々の自然を楽しみながら歩ける
  • (2)子どもがのびのび遊べる場所もあり、休日にファミリーで訪れても楽しい
  • (3)2つのコースを合わせれば、大人のジョギングコースにもピッタリ

志木市の新しいにぎわいが生まれるスポットから、新河岸川沿いの環境を満喫するお散歩コースを歩いてみました!
所在地:埼玉県志木市