浦和高砂に暮らすURAWA-TAKASAGO AREA GUIDE

「浦和カルエ」が2027(令和9)年に開業予定!「浦和」駅西口の「いま」と再開発がもたらす「未来」をレポートします

「浦和」駅周辺は、継続的な再開発によって、常に進化してきました。現在は駅の西側で「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」が2026(令和8)年の竣工を目指して進行しており、住環境や商業環境のさらなる向上が期待されています。街区全体の愛称も「浦和カルエ」と決まり、期待感高まる再開発によって生まれ変わる場所や、未来の暮らしについてレポートします。

「浦和カルエ」で建築中の複合施設
「浦和カルエ」で建築中の複合施設

「浦和」駅西口の再開発が進められる背景

「浦和」駅西口周辺は、「埼玉県庁」や「さいたま市役所」があるとともに、市内有数のショッピングタウンとしても知られ、多くの人が行き交う街です。そんな中で西口駅前広場から県庁通りを渡った南側一帯は、駅からわずか1分という好立地ながら、老朽化した建物や狭い道なども多く、安全や防災面においても有効利用が望まれていました。

そこで2007(平成19)年9月、「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の都市計画が決定。埼玉県の玄関口として、さらなる魅力溢れる都市空間を目指して、施設建築物や道路など公共施設の整備が進められています。

県都・行政中心地として
機能

「浦和」駅西口の街並み
「浦和」駅西口の街並み

魅力ある都市空間に
生まれ変わります

再開発の建築現場と路地
再開発の建築現場と路地


街区愛称は「浦和カルエ」に決定!再開発事業の概要は?

2025(令和7)年2月、再開発される街区全体の愛称が「浦和カルエ」に決定しました。これは「culture(文化)」と「education(教育)」を組み合わせた造語で、浦和の文化を継承しつつ新たな文化を発信する場にしたいという思いが込められてます。

街区の面積は約1.8haとなっており、2023(令和5)年1月より複合施設の建築が始まりました。高さ約99.4mの建物内には商業施設と共に、「市民会館うらわ・ホール」や「子育て支援センターうらわ」の移転も予定されています。

商業・公共施設などが
入居予定

駅西口から見た工事中の「浦和カルエ」
駅西口から見た工事中の「浦和カルエ」

現在は駅西口近くの
建物内にあります

移転前の「子育て支援センターうらわ」
移転前の「子育て支援センターうらわ」


「浦和」駅西口周辺も大きく様変わり

「浦和」駅西口には、バスロータリーを含む駅前広場が広がっていますが、再開発でさらに拡張される予定です。これにより歩行者空間が拡充され、再開発エリアに憩いの空間が設けられることによって、新たなにぎわいが生まれることも期待されています。

現在、西口の駅前広場沿いには、駅ビルの商業施設「アトレ浦和」や百貨店「伊勢丹浦和」、ショッピングビル「コミュニティプラザ・コルソ」が立っていますが、再開発で複合施設「浦和カルエ」も加わることによって、利便性がさらにアップすると期待されます。

再開発により駅前広場が
拡充

西口駅前広場と立ち並ぶ商業施設
西口駅前広場と立ち並ぶ商業施設

「浦和」駅西口と駅ビル「アトレ浦和」
「浦和」駅西口と駅ビル「アトレ浦和」


「市民会館うらわ」は2027(令和9)年に開業予定

再開発による建築工事は、2026(令和8)年6月に竣工予定です。かつて「浦和」駅西口から徒歩10分ほどの場所にあった「市民会館うらわ」は、「浦和カルエ」内に移転する形で、2027(令和9)年の開業を予定しています。移転に合わせて「Urawa U Hall(ウラワユーホール)」という愛称になることも発表されています。

大中小のホールと共にスタジオや展示室、集会室などで構成され、これまで以上に充実した文化芸術創造拠点となる予定です。再開発に合わせて駅前へ移転することで、より利用しやすくなるでしょう。

「Urawa U Hall」は
3階と4階に入居

再開発地区と県庁通り
再開発地区と県庁通り

「浦和カルエ」の完成イメージ
「浦和カルエ」の完成イメージ


再開発がもたらす未来の暮らし

さいたま市都市計画マスタープランでは、浦和区の将来像を「にぎわいと文教の調和する緑豊かなまち〜ワクワク浦和区、わたしの明日をつくるまち、わたしが明日をつくるまち〜」としています。

また、今回の再開発の目的は、駅前に新しい人の流れをつくって活気とにぎわいを生み出し、多彩な生活を可能にして老若男女が安心して快適に暮らせるまちづくりとなっています。そのため商業・公共施設の建築と共に、敷地面積の10%以上の緑地も計画。周辺の「調神社」などとともに文化施設や自然を残しつつも、浦和に新たな価値を付加してくれるでしょう。

西口の駅前広場とロータリー
西口の駅前広場とロータリー

鳥居のない神社として有名

「調神社」
「調神社」


資産価値の上昇も期待できる浦和区高砂エリア

さいたま市浦和区は、ここ数年連続して地価が上昇中。2023(令和5)年7月4日の埼玉新聞の記事には、浦和区高砂の再開発エリア周辺(浦和区高砂1丁目の西口駅前ロータリー付近)では、2023(令和5)年に路線価が前年比で7.1%上昇したとの記述もありました。

都心へのアクセスの良さや「埼玉県庁」など県都の役割を果たしているエリア特性に加え、再開発に対する期待感の高まりから、上昇傾向にあると想定されます。

再開発の進行と新施設の誕生により、浦和高砂エリアの価値と魅力はますますアップすることが期待されます。

都心へアクセスしやすい
のも魅力

「浦和」駅西口と工事中の再開発地区
「浦和」駅西口と工事中の再開発地区

県都の役割も果たす
エリアです

「埼玉県庁」
「埼玉県庁」


発見ポイント!

街区愛称も決まりますます期待感が高まる!
街区愛称も決まりますます期待感が高まる!

  • (1)再開発で駅前広場が拡充され、街並みが綺麗になる
  • (2)新たな商業施設と共に公共施設も移転予定なので、利便性がアップする
  • (3)県内屈指の路線価上昇率を誇り、資産価値の向上も期待できるエリア

「浦和カルエ」が2027(令和9)年に開業予定!「浦和」駅西口の「いま」と再開発がもたらす「未来」をレポートします
所在地:埼玉県さいたま市浦和区 

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