地元に密着!「草加市⼦育て⽀援センタ ー」インタビュー

パパ・ママ・子どももみんな集まれ!「頼りになる存在」を目指して/草加市子育て支援センター 企画係長 廣川純代さん、子育て支援コーディネーター 松本明美さん

子育て世代を総括的にサポートすることを目的に2010(平成22)年、「獨協大学前<草加松原>」駅前にオープンした「草加市子育て支援センター」。子育て支援コーディネーターやケースワーカーなどが常駐し、育児中のママたちと子どもたちを全力で応援する。困ったときや悩んだときだけでなく、子連れで遊びにいきたいときでも「子育てに関することなら何でも頼りになる存在」を目指して日々活動する子育て支援センターの廣川さんと松本さんに、支援センターの概要とこの街の魅力について尋ねた。

子育て支援センターの役割とは

子育て支援センター
子育て支援センター

このセンターは、併設する「さかえ保育園」の建て替えと一緒に建てられたもので、「子育て全般の支援と子どもの発達支援の拠点」を目的にオープンいたしました。2階には3歳までの子どもとその保護者が自由に遊べる広場「ろけっと」と子どもに関する相談ならどんなことでも受け付ける総合相談センターがあり、3階には発達支援センター診療所と児童デイサービスセンターがあります。発達支援センターには小児科医師や臨床心理士などが常駐して発達に心配のあるお子さんの個別療育を、児童デイサービスセンターでは少人数での集団療育をそれぞれ行っています。

子育て中は悩みを独りで抱えがちですが、100人の子どもがいたら100とおりの子育てがあり、分からないことがあって当たり前です。「離乳食を食べない」「寝返りをしない」といった育ちの悩みはもちろん、「赤ちゃん連れで遊びに行かれる場所」や「育児に関する○○を知りたい」などの「どこに聞いたらいいか分からない質問」まで、子どもに関することなら何でも聞ける、駆け込み寺のような存在になりたいと思っています。このセンターの総合相談センターには子育て支援コーディネーター、ケースワーカー、家庭児童相談員が常駐していますので、さまざまな悩みへの対応や専門機関への紹介などもスムーズです。

気軽に立ち寄れる「ろけっと」

「ろけっと」への入り口
「ろけっと」への入り口

「ろけっと」は4歳のお誕生日前までのお子さんと保護者の方であれば、月曜日から金曜日の8時30分から16時まで無料で利用していただけます。予約不要で、いつ来てもいつ退出しても大丈夫なので赤ちゃん連れでも気軽に来てほしいですね。広い部屋にはおもちゃやボールプール、絵本コーナーなどがあり、10時から16時の間は、常時2名のボランティアスタッフがいてお子さんを一緒に見守ります。もちろん授乳コーナーもあり、オムツ替えもできるので、お出かけの前にちょっと立ち寄るというママさんもいますよ。

12時から13時は広場にテーブルを出して、持参したお昼を食べる時間になっています。新しくお友だちになった同士でテーブルを囲むこともあるようですし、のんびり親子で食べる方もいらっしゃって、自由な雰囲気でランチタイムを過ごしているようです。

気軽に親子が集まれる場に
気軽に親子が集まれる場に

近隣の方はもちろん、電車に乗って来てくださる方もたくさんいます。じつは毎日通って来てくれるママさんもいて、ちょっと顔が見えないと「今日はどうしたのかしら…」なんてこちらが心配になったりしてます(笑)。

必要な人に必要な情報を

情報コーナー
情報コーナー

いつでも誰でも自由に手に取れるように情報コーナーをオープンなスペースに設置して、幼稚園や保育園、子育て支援のための施設、一時預かりや家事支援、仕事を探している人向けの情報などをそれぞれジャンル別にファイルにまとめて分かりやすいように整頓し、提供できるようにしています。お子さんがいるとママたちもなかなかゆっくりと見られないので、なるべく持ち帰りができるようにプリントにするなどの工夫もしています。

市内の遊び場の情報なども
市内の遊び場の情報なども

「ろけっと」には、育児休業中の働くママさんも多くいらっしゃるので、保育園に関することは特に注目度が高い情報。そろそろ保育園の申請の時期なので、今はその問い合わせも多いですね。

「そうか子育て応援・情報サイト ぼっくるん」

ぼっくるんのサイト
ぼっくるんのサイト

「ぼっくるん」は、センターの子育て支援コーディネーターが随時情報をアップしている子どもや子育てに関する情報を集約し発信しているサイトです。行政の情報や制度のみならず民間のお出かけ情報なども網羅していて、子育てに関する各施設情報を地図にまとめた「子育てマップ」、交流コミュニティ「Hanaそうか」、投稿ページ「子育てプラス+」、そのほかイベントスケジュールなど育児中のママに役立つ情報をたくさん掲載しており、またカテゴリーごとに情報が細分化されているので、知りたい情報がすぐに見つかるようになっています。

つどいの広場「ろけっと」
つどいの広場「ろけっと」

子育て中のママや育児経験者からなる「ぼっくるん隊」も、情報収集をサポートしてくれています。「ぼっくるん隊」とは、ママ目線で気になるお店やスポットを取材したり、気になる話題を掘り下げたり、ママだからこその記事を編集して発信しています。10人のメンバーがいて、任期は1年、編集ミーティングは託児付きなど、ママでも続けやすいような工夫しています。ちょっぴりですが謝礼も出ます。こんなふうに、生きた情報が常にアップされているからこそ、ママたちに寄り添うママに優しいサイトとして頼りにしてもらえたら嬉しいです。

大人気の「子育てフェスタ」

赤ちゃん向けのスペース
赤ちゃん向けのスペース

「子育て支援講座」を年3・4回、「子育てフェスタ」を年1回開催しています。「子育て支援講座」は、大学や小児科医の先生、児童センター所長らが講師になり、今年は「アレルギーについて」「ほめ方・叱り方」「絵本講座」「遊び方」といったテーマでそれぞれ話をしてくださいます。

「子育てフェスタ」は、2階から3階すべてを使って行う大がかりなイベントで、今年は1,600人の来場者がありました。2階ではゲームの部屋や工作の部屋など体験型の部屋のほか、手形・足形コーナーが人気の赤ちゃんの部屋やダンボールトンネルなど、年齢・月齢に合わせた部屋で、たくさんの子どもたちが楽しんでいました。3階スタジオでは「ベビーマッサージ」や「骨盤体操」「英語手遊び」「人形劇」などの体験型の講座の開催や、ママたちの手作りの趣味を生かした「ママショップ」も10スペースが参加して大人気でした。

こちらはオープン以来毎年開催しているのですが、年々来場者が増えているので、こちらの会場では間に合わなくなる日も近いとスタッフの間でも嬉しい悲鳴をあげているところです。

ママだけでない、地域との交流を

獨協大学
獨協大学

先に出た「子育てフェスタ」では、「ゲームの部屋」のダンボール迷路を獨協大学社会福祉研究会・白鷺会の学生さんたちが、製作をし担当してくださいました。獨協大学では2007(平成19)年から「地域と子どもリーガルサービスセンター」という相談機関を学内に設けていて、子どもに関することを包括的に相談できる窓口を開いています。また子どもや福祉に関する研究をしている学生さんが話を聞きたいとこちらを訪れることもあり、ママだけでなく、地域のさまざまな方と自然な交流が行われています。

ちなみに、「子育てフェスタ」のダンボール迷路に使用したダンボールは、「子どもたちの遊びを豊かにし、豊かな”人”になって欲しい」との願いを込めて、市内の人から寄付していただいたものです。ここからも、地域との交流をとても大切にしていることが垣間見えます。

子育てに寄り添える存在に

注目度の高い保育園情報も!
注目度の高い保育園情報も!

草加市には、子育てを応援するグループや親子で活動するサークルがたくさんあり、その方たちは「子育て応援隊」として支援センターに登録していただいています。その方々とママたちをもっと繋ぎたい、「サポートしたい側」と「サポートを求めている側」「活動を探している側」のパイプ役になりたいと思っています。

赤ちゃんのスペースも
赤ちゃんのスペースも

また、ママたちが楽しく暮らせるように、子育てを楽しめるためのサポートをするのが支援センターだと思っていますので、「何か新しいことをはじめたいとき」「悩んだとき」はもちろん「何でもないとき」にでも「あ、センターがあったな」と思い出してもらえる存在になることが目標です。

変化する草加松原での子育て

草加市立松原小学校
草加市立松原小学校

この周辺は、スーパーマーケットやドラッグストアなどが揃っていて買い物は便利ですし、幼稚園・保育園・学校などの教育施設も多く選択ができるなど、基本的な子育て環境がきちんと整っていますよね。近隣の「栄小学校」と「松原小学校」は新校舎への建て替えも終わり、明るい素敵な学校になりました。幼稚園は4園あり、昨年は保育園が2園新しくオープンしました。

草加市立中央図書館と松原団地西口公園
草加市立中央図書館と松原団地西口公園

また緑も多くて、緑道や遊歩道、公園や緑地も周囲にたくさんあり、静かで伸び伸びとした環境で子育てはしやすいと思います。

進化する草加松原の魅力とは

松原団地駅
松原団地駅

東武スカイツリーラインは東京メトロ日比谷線や半蔵門線に直通運転をしていて乗り換えなしに通勤ができるため、近年は「渋谷」駅や「恵比寿」駅など都心にお勤めしている方の転入が目立っています。「松原団地」駅は各駅停車しか停まりませんが、隣の「草加」駅には急行と準急が停まるので、それほど不便を感じないそうです。

※2017(平成29)年4月1日に「松原団地」駅から「獨協大学前<草加松原>」駅に改称しました。

イオンレイクタウンmori
イオンレイクタウンmori

また「越谷レイクタウン」駅の「イオンレイクタウン」も、「新三郷」駅の「コストコ」「ららぽーと」も、「川口」駅の「アリオ」や「イオンモール」も、全て車で約20分ほどという好立地。外環道のインターチェンジもすぐ近くなので、常磐道、東北道・首都高・関越道などへの接続も簡単で、車でのお出かけには本当に便利です。

草加松原は交通の便だけでなく、住環境・子育て環境も整ったとても住みやすい街。新たなマンションもたくさん建っているので、新たに転入する方も多く、新メンバー同士で仲良くなるチャンスも多いと思います。

草加市 子育て支援センター
草加市 子育て支援センター

今回お話を聞いた人

草加市子育て支援センター
企画係長 廣川純代さん
子育て支援コーディネーター 松本明美さん
住所:埼玉県草加市松原1-3-1
TEL : 048-941-6791
http://www.soka-bokkurun.com/
※この情報は2015(平成27)年11月時点のものです。