一皿入魂のイタリアンのフルコースを堪能

ヴェッキオ コンヴェンティーノ

東武スカイツリーライン「大袋」駅、「せんげん台」駅より徒歩約9分
東武スカイツリーライン「大袋」駅、「せんげん台」駅より徒歩約9分

大学時代に、イタリアンのお店でアルバイトをしていたというオーナーシェフの清水大雅さん。「なんか楽しそうだよね」。まわりの人から、自分の働きぶりについてそう言われたことをきっかけに、料理の世界により興味を持つように。大学院を休学してイタリアンのお店でアルバイト三昧の日々を送り、そのまま勤務先の社員となった。イタリアへも渡って修行をし、帰国後、自分が客として利用していた店のオーナーから声をかけられ、当店を任されるようになった。

ゆっくりと食事ができる、温かみある雰囲気の店内
ゆっくりと食事ができる、温かみある雰囲気の店内

店には、いつもよりワンランク上のご褒美ランチを楽しみたい主婦層や落ち着いて食事を楽しみたい年配の客が多く訪れる。近隣だけでなく、草加や春日部エリアから訪れる客もいるという。

そんな店で提供しているのは、イタリアンをベースにした創作料理。イタリアには地域によってそれぞれ食材や調理法の異なる郷土料理がある。だから、イタリアンと一言で言っても、そのメニューはよく知られるピザやパスタだけではもちろんなく、かなりバラエティーに富んでいるのだ。清水さんのつくる料理は、そんなイタリアの伝統スタイルをベースに、日本の食材を使った和イタリアン。清水さんいわく、「イタリアの中に日本という州があるとして、その州の料理を表現した料理」なのだそう。

「オーストラリア産ソルトブッシュラム 山椒のソース 枇杷のアクセント 地元野菜添え」
「オーストラリア産ソルトブッシュラム 山椒のソース 枇杷のアクセント 地元野菜添え」

食材は地元農家のものを中心にイタリア産のものも使用。また、クオリティを担保できるようにと、メニューはランチもディナーもコース料理のみで完全予約制。厳選している分、一皿一皿やサービスにかけるこだわりも徹底している。たとえば、清水さんは客の食べるスピードをチェックして塩みを変える。理由は、ゆっくりと味わって食べる方は塩みが強いとしょっぱく感じてしまうため、塩を控えめにするなど、客を見ながら臨機応変に対応しているから。目の前に出された一皿には、予想以上のプロの技と心配りが凝縮されているのだ。

地元の陶芸家・飯高幸作氏にオーダーメイドした食器もこだわりの一つ
地元の陶芸家・飯高幸作氏にオーダーメイドした食器もこだわりの一つ

そんなこだわりを持つ清水さんが目指すのは、「越谷を代表するレストラン」。まだまだ認知が低いので、もっと多くの人に存在を知ってもらい、地元に根付いていきたいと抱負を語る。まずは訪れて、そのこだわりの一端に触れてもらいたいイタリアンだ。

記念日やお祝いなど、大切な人と訪れたいお店
記念日やお祝いなど、大切な人と訪れたいお店

ヴェッキオ コンヴェンティーノ
所在地:埼玉県越谷市袋山878-1 
電話番号:048-973-7620
営業時間:11:30開店(12:00より食事一斉スタート)、18:00または19:00スタート
※完全予約制(ランチは当日10:00まで、ディナーは当日15:00まで受付)
定休日:不定休
https://vecchio.owst.jp/

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