西武池袋線で都心アクセス良好、再開発でにぎわう「所沢」駅周辺も生活圏の西所沢エリア

まだまだ進化する埼玉県西部の中心都市・所沢

埼玉県の南東部に広がる所沢市の南には狭山丘陵が広がり、豊かな自然に恵まれている。所沢市の中心地である「所沢」駅周辺では、暮らしに便利な商店街や、大型のショッピング施設が集まり、暮らしの利便性も高い現在の所沢市内には、明治時代に日本初の飛行場が設けられたことから日本の航空発祥の地としても知られる。現在も初飛行に使われたアンリ・ファルマン機に由来するファルマン通りや飛行場跡地に整備された「所沢航空記念公園」にその面影が感じられる。

また「所沢」駅西口エリアは、「所沢駅西口土地区画整理事業」として西武鉄道車両基地の跡地で2024（令和6）年秋にオープン予定の新たな大型ショッピングモールの開発や、駅の東西連絡アンダーパス化を図る「所沢駅ふれあい通り線」の築造も進められており、将来性も楽しみなエリアだ。

都心へ直通可能な「西所沢」駅、周辺のカーアクセス環境も良好

「所沢」駅の隣駅となる「西所沢」駅周辺に広がる西所沢エリアは、個人が経営する店舗が点在する穏やかな街並みが広がり、通称「にしとこ」として親しまれている。

「西所沢」駅には西武池袋線と西武狭山線が乗り入れる。西武池袋線は快速急行および有料座席指定列車の「特急ラビュー」と「S-TRAIN」を除く全ての電車が停車し、利用できる電車の本数が多い。急行を利用すれば「池袋」駅まで約25分でダイレクトアクセス可能だ。西武池袋線には東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線へ直通する電車もあり、「有楽町」駅や「銀座一丁目」駅、「新宿三丁目」駅、「渋谷」駅、「横浜」駅、「みなとみらい」駅などにも乗り換え不要でアクセスできる。

また、「西所沢」駅では2023（令和5）年度に西口改札口の開設が計画されており、開通後は「西所沢」駅西側からの駅へのアプローチが可能になり、より便利になるだろう。こうした利便性向上も背景に、2022（令和4）年「SUUMO 住みたい街ランキング」の30位以内に初のランクインするなど注目が高まっている。

「所沢」駅からは「西武新宿」駅方面の西武新宿線、「練馬」駅では「都庁前」駅や「六本木」駅方面へ行ける都営地下鉄大江戸線へも乗り換えができる。西武池袋線の下り電車に乗れば「飯能」駅や「西武秩父」駅方面へアクセスできるほか、西武狭山線で「西武球場前」駅へもアクセスでき、レジャーへのアクセスも良好だ。

西所沢エリア周辺には東京所沢線や国道463号など幹線道路が充実。東京所沢線から青梅街道や旧所沢街道に向かえば、都心方面へのカーアクセスもよい。また、国道463号を東へ走れば、関越自動車道「所沢」ICにも短時間でアクセスできる。所沢市内には市内循環バス「ところバス」が運行されている。西所沢エリアでは南路線の山口循環コースと吾妻循環コースが通り、「所沢」駅などへの移動に利用できる。西所沢エリア周辺は「ところバス」のさらなる利便性向上の検討が行われており、今後の発展にも期待できそうだ。

子育て支援に力を入れる所沢市、西所沢も子育て環境が整う

所沢市は子育てファミリーにも魅力的な施設やサービスが多い。所沢市では子どもの健やかな成長を実現するため『ところっこ すくすく サポートプラン』を策定し、「所沢市こどもと福祉の未来館」を開設するなどの取り組みを行った。さらに所沢市内3か所で行っている「ところっこ子育てサポート事業」では妊娠期からの出産・子育てに関する相談、保育施設や幼稚園の情報提供などに対応している。所沢市では少子化にも関わらず、「所沢市こども支援センター」や保育園、児童館などで行われている「地域子育て支援拠点事業」の利用が年々増加傾向にあるという。

西所沢エリア周辺でも「所沢まちづくりセンター（中央公民館）」で「子育てオアシス“であい”」が開催されているほか、親子サークルの活動も行われている。また、「所沢市立つばめ児童館」では、乳幼児親子向けのひろばや集団遊びのプログラム、小学生向けの学童機能、学童中高生向けの行事などさまざまな事業が行われており、必要に応じた子育て支援を利用できる。

また、西所沢エリア周辺には「桑の実西所沢保育園」「吾妻保育園」「わかたけ鳩峯保育園」「所沢保育園」「わかたけ保育園」「所沢文化保育園」など保育施設が充実し、共働きの家庭も安心だ。

所沢市では「特色ある学校・園づくり支援事業」で地域の人材や環境を活かし、各学校の創意工夫による取り組みを支援するなど、教育にも力を入れている。「所沢市立南小学校」では「チーム南の風」を合言葉に、地域と連携し「人と自然のかかわりを通じてともに学び、自分をみがき、大きな夢を育む学校」を目指している。「所沢市立南陵中学校」でも地域にとって 「明るく開かれ、応援したくなる学校」となり、生徒が 「生き生きと学び、安心して通える学校」の実現に取り組んでいる。

普段使いの買い物は身近で完結、所沢のショッピング施設も気軽に楽しめる

西所沢エリアには「新鮮市場 エフワン 西所沢店」や「スーパーあまいけ ウィズ久米店」、24時間営業の「西友 西所沢店」などがあり日常の買い物には事欠かない。「西所沢」駅には夜10時まで営業しているドラッグストア「トモズ 西所沢店」が隣接しており、駅前には複数のコンビニエンスストアもあるため、ちょっとした買い物に利用できる。

所沢入間バイパス沿いには「ノジマ 所沢本店」などロードサイド型の専門店が並ぶ。「ノジマ 所沢店」に隣接するスーパーマーケット「マミーマート 所沢山口店」は鮮魚や精肉が充実していることで定評がある。

 

多数のショッピング施設が集まる「所沢」駅には「西所沢」駅から西武池袋線で1駅3分の近さだ。「所沢」駅西口には、スーパーマーケット「オーケー所沢店」をはじめ約40店舗の専門店が集まる「TOCOTOCO SQUARE」、「西武所沢S.C.」が入る「ワルツ所沢」、2023（令和5）年4月には「ラウンドワンスタジアム所沢店」もオープンし、買い物ついでにレジャーも楽しめる。東口には約130店舗の専門店が入る「グランエミオ所沢」が広がる。また駅周辺には「所沢プロペ商店街」や「所沢ファルマン通り」といった商店街もあり、多彩な買い物を楽しめるだろう。

2024（令和6）年秋には先述の「所沢駅西口土地区画整理事業」による新しい大型商業施設が誕生予定だ。7階建てで約150店舗と大規模になり、1階にはフードコートが設けられる。また、3階は子育て世代やファミリーをターゲットとしたフロアとなり、子どもとともに様々な体験ができる店が入る予定という。

国民的アニメ映画の舞台になった豊かな自然やレジャースポットも近隣に

西所沢エリアには「春の台公園」、「春の台第2公園」など遊具が充実し、子どもに人気の公園も多い。「鳩峯公園」には武蔵野の自然が残る「トトロの森」が広がり、「八国山緑地公園」など気軽に緑のなかの散策を楽しめる。

少し足を延ばせば、野球の他コンサートなどにも使われる「ベルーナドーム」、日本庭園や野外ステージがある「所沢航空記念公園」、昭和レトロをコンセプトに生まれ変わった「西武園ゆうえんち」などレジャースポットも多い。少し足を延ばして、狭山湖や多摩湖周辺で自然に触れるのも心地よい。

 

東京都心へのアクセスに恵まれ、ショッピング施設が集まる「所沢」駅周辺に近く、子育て・教育施設も充実、近隣の緑も多い西所沢エリア。ここはファミリーの暮らしにぴったりの街だ。

西武池袋線で都心アクセス良好、再開発でにぎわう「所沢」駅周辺も生活圏の西所沢エリア
所在地：埼玉県所沢市