所沢駅西口開発計画
西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」。2022(令和4)年より地区内で開発が進められているのが、西武グループと住友商事グループによる「所沢駅西口開発計画」だ。
両グループがこれまでに培ってきた知見、ノウハウを生かし、「これからの所沢」にふさわしい、多くの来訪者が多世代と交流しながら、豊かな時間を過ごせる魅力的な商業空間の創設を目指しているという。約 34,000 平方メートルの敷地内には、店舗面積約 43,000平方メートル、店舗数約150店舗、駐車場台数約 1,700台、地上7階建て(商業フロア4層)を開発中であり、現在、着々と工事が進められている。
具体的に計画されている商業施設は、多彩なイベントに対応するスペースや新たな交流をもたらす広場空間、そして、映画館、ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメントなどのさまざまな店舗の入居が予定されており、居心地の良いくつろぎの食ゾーン空間や日常的にアートやカルチャーにふれられる空間、家族で時間を過ごせるファミリー向けの空間の他、富士山の見える眺望を活かした非日常体験ができる空間など、特徴の異なる個性あふれる複数の空間が完成するという。
また、「所沢」駅東口に所在する商業施設「グランエミオ所沢」や周辺商業施設との連携により、地域一体で所沢駅周辺エリアを盛り上げていくことが期待されている。2024(令和6)年秋の開業を目指し、所沢エリアで今注目を集めている事業計画だ。
所沢駅西口開発計画
所在地:埼玉県所沢市東住吉10番(西武所沢駅車両工場跡地)