老舗薬局が経営する玄米と野菜のカフェ

TAIKEIDO NEO Garden Cafe（大慶堂ネオガーデンカフェ）

1913（大正2）年埼玉県深谷市仲町でくすり屋として創業した「大慶堂」は、1世紀以上にわたり保険調剤、漢方相談、在宅医療支援を行っている。「TAIKEIDO NEO Garden Cafe」は『くすりの大慶堂』が経営するカフェである。JR「深谷」駅から徒歩7分ほどの場所に店を構えており、1階はカフェ、2階は「ホームケア薬局仲町店」、3階は「ネオエステティックサロン」となっている。

「TAIKEIDO NEO Garden Cafe（大慶堂ネオガーデンカフェ）」内観

シックでモダンな店内は清潔感があり、居心地の良い空間が広がる。テーブル席やカンター席、ソファ席が備えられていて、友人や知人との気軽なカフェから大切な人とのデートまで多彩なシーンに対応している。

1つ1つ、ていねいに手作りするこだわりに加え、漢方薬局ならではの知恵がスパイスとなり、健康的なメニューが豊富にそろう。埼玉県産の玄米ごはんと、地元深谷で育てられた新鮮な野菜が中心となっている。

店頭でも販売されている「温活薬膳スープ」は、開発に1年以上、試行錯誤の上に完成した自信作だという。幅広い年齢層に試食を実施する中で、普段、添加物の多い食事を摂っている方ほど『苦味』を感じるそうなので、一度は試してみてもらいたい。

「薬膳ハンバーグプレート」は豚肉、深谷リーキ、深谷野菜、山芋、黒木耳などを使い、パン粉ではなく玄米粉で仕上げたハンバーグ。ボリューミーでありながら罪悪感なくお腹を満たせるメニューだ。

「薬膳蒸し鶏プレート」は、生薬たっぷりのスープに漬け込んでから蒸し上げた鶏を使った逸品。自家製オニオンソースとの相性も良い。その他にも、薬膳スパイスの効いた「薬膳キーマカレープレート」や契約農家から仕入れる卵を使った「オムライスプレート」など魅力的なメニューがそろう。一部メニューはテイクアウトも可能。自宅でも身体に優しい食事が気軽に楽しめるのもうれしい。「TAIKEIDO NEO Garden Cafe」は、このエリアに暮らす際には足繁く通うことになりそうな素敵なカフェだ。