夏楓舎（かえでや)

2021（令和3）年7月にオープンした「夏楓舎（かえでや)」は『日常のとなりの、ちょっとした非日常』をコンセプトとするカフェ。東武東上線「志木」駅東口から徒歩8分の本町通り、一風変わった瓦屋根の外観が目印である。

オーナーは以前、同地で子ども文庫「なっちゃんの本棚」を運営していたが、道路拡張のため旧建物は解体された。しかし、「小さなお子さまと一緒に、安心して過ごせる場所をつくりたい」そんな思いが形となったのが。「夏楓舎」なのである。

店内に入ると、まずは靴を脱いでスリッパに。ハイハイの赤ちゃんも安心して過ごせるよう配慮がなされている。トイレにはおむつ替え用ベッドや幼児用便座も備えられている。座席はソファ席やテーブル席、座敷があり、店内の至る所に絵本が並べられている。もちろん、自由に閲覧可能だ。オーナーは絵本専門士なのでおすすめの絵本を聞いてみるのもいいだろう。

紅茶専門店から取り寄せる紅茶は、口にするたび至福のひと時を感じさせてくれる。茶葉は王道のダージリンを初め、アッサム、ウヴァ、ディンブラ、イングリッシュブレックファスト、アールグレイなどバリエーション多彩だ。紅茶はポットサービスで提供されるため、ゆっくりたっぷりと楽しむことができる。国産材料を使用して、店内で丁寧に作られる焼き菓子も魅力的だ。スコーンやクッキー、パウンドケーキなど優しい味わいは紅茶によく合う。

絵本と音楽の楽しいアンサンブル「絵本とわらべうたの会」、絵本の原画展など、イベントも開催されている。情報はHPやSNSで更新されるので子育て世代はこまめにチェックしたい。

夏楓舎（かえでや)
所在地：埼玉県志木市本町5-11-13 1F
電話番号：090-1774-8442
営業時間：10:30～18:30（土曜日11:00～17:00）
定休日：木・日曜日　※臨時休業あり

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