東武東上線の駅周辺や各市の子育て環境を特集!

東武東上線「川越」駅から「朝霞台」駅にかけては、身近に新河岸川や荒川、大きな公園があり、自然豊かな環境で子どもと暮らすことができます。また、駅周辺には子育て施設が充実し、各市で特色ある子育て支援も実施されています。そこで今回は9つの駅に、どんな子育て環境が広がっているのかを特集します!

子どもたちが楽しく遊ぶ「東原親水公園」(ふじみ野市)
子どもたちが楽しく遊ぶ「東原親水公園」(ふじみ野市)

各駅の1km圏内には保育園が複数点在

まず待機児童の数を見てみると、9つの駅全てが位置する埼玉県が市と連携して認可保育園の増加などに努めています。その結果、2018(平成30)年の1,552人から、2022(令和4)には296人まで減少しています。それぞれの駅1km圏内はもちろん、駅と駅の間にも複数の保育園が点在しているので、仕事で忙しい家庭も安心の環境と言えるでしょう。

また、埼玉県では誰でも自由におむつ替えや授乳ができるスペース「赤ちゃんの駅」の設置を進めており、子連れでも安心して外出できる環境を作っています。さらに「パパ・ママ応援ショップ事業」では、子育て世帯が優待カードを協賛店で提示すると、割引などをしてくれるサービスを実施。「3キュー子育てチケット」では、多子世帯へ最大で5万円分配布するなど、独自の子育て支援を実施しています。

広々とした園庭が
あります

「川越」駅近くの「川越市立仙波町保育園」
「川越」駅近くの「川越市立仙波町保育園」

英語やリトミック
などを取り入れた保育

「朝霞台」駅近くの「あさかだいアンジュ保育園」
「朝霞台」駅近くの「あさかだいアンジュ保育園」


川越市では上乗せして「3キュー子育てチケット」を配布

「川越」駅と「新河岸」駅が位置する川越市内には、子育て支援施設が数多く設置されています。「川越」駅近くの複合施設「クラッセ川越」には、「川越駅東口児童館」や「川越駅東口図書館」などがあり、子育て家族が集まりやすい環境になっています。また、「新河岸」駅近くにも「川越市高階市民センター」があり、「高階児童館」や「高階図書館」を併設しています。

川越市の子育て支援を見てみると、「川越市3キュー子育てチケット」では、県が配布する第3子以降が生まれた世帯への5万円チケットに3万円を上乗せ。利用無料の「家庭訪問型子育て支援事業」では、ちょっと手を貸してほしい時や相談したい時にサポートをしてくれます。また、川越市子育てガイドマップ「こえどちゃん」を配布し、子育て家族が欲しい情報を提供。「ママフレ」という育児を応援するサイトも作られています。

児童館や図書館が
あります

複合施設「クラッセ川越」
複合施設「クラッセ川越」

児童館が床暖房で
あたたかい♪

「川越市高階市民センター」
「川越市高階市民センター」


ふじみ野市では「赤ちゃん学級」や「訪問型子育て支援」を実施

「上福岡」駅と「ふじみ野」駅周辺の一部は、ふじみ野市に位置しています。「上福岡」駅から400mほどの「福岡中央公園」周辺には、「東児童センター」や「上野台子育て支援センター」、「上福岡図書館」などが集まり、地域の子育て家族を支えています。また、「ふじみ野」駅近くの「子どものそのBaby保育園」には、「子育て支援センター さくらんぼ」が併設。子育て家族が自由に遊んだり、育児相談も可能です。

ふじみ野市の子育て支援を見てみると、「赤ちゃん学級(産前・産後サポート事業)」では、初めて子育てする親御さんが集まる場を提供。「訪問型子育て支援」では、子育て支援センタースタッフが訪問し、悩みや相談を聞いてくれます。その他にも、未就園児とそのファミリーを対象にした「あそびの公園」や、子育ての相談・情報の提供などを行う「子育てサロン」なども実施。「ふじみ野子育てガイドブック」では、これらの情報をわかりやすく提供してくれています。

保健センターや児童発育・発達支援センターも併設

「東児童館」がある複合施設「フクトピア」
「東児童館」がある複合施設「フクトピア」

子どもがのびのび
遊べます

周辺に公共施設が集まる「上福岡中央公園」
周辺に公共施設が集まる「上福岡中央公園」


富士見市は県の「地域子育て応援タウン」に認定

「ふじみ野」駅周辺の一部や、「鶴瀬」駅、「みずほ台」駅が位置する富士見市。“子育てするなら富士見市で”をキャッチフレーズに、子育て支援に力を入れており、埼玉県の「地域子育て応援タウン」に認定されています。

「ふじみ野」駅近くに「ふじみ野児童館」、「みずほ台」駅近くに「関沢児童館」が設置され、子育て家族が集えるスポットになっています。「鶴瀬」駅北口から県道334号線を進むと、「富士見市役所」をはじめ、「富士見市立中央図書館」や「富士見市立諏訪児童館」、「文化の杜公園」など公共施設が集結。駅南口から500mほどの場所にも、「子育て支援センターぴっぴ」があります。

富士見市では、保育所や放課後児童クラブなどの環境整備で、子育てと仕事の両立を支援。施設の充実だけでなく、それぞれに国の基準より多くの保育士を配置し、子どもが安全に過ごせる環境を作っています。また、子育て支援サイト「すくすく子育てFUJIMI」で、手当や助成、子育てに関する施設などの情報を分かりやすく提供しています。

遊戯室や
交流コーナーで構成

「ふじみ野児童館」
「ふじみ野児童館」

子育て講座など
イベントが充実

「子育て支援センターぴっぴ」
「子育て支援センターぴっぴ」


志木市では病児病後の子どもを預かる事業を実施

「柳瀬川」駅と「志木」駅周辺の一部が位置する志木市。2駅から徒歩圏内の「西原子育て支援センター」をはじめ、市内には5つの子育て支援センターが点在しています。「志木」駅直結の子育て支援センター「ぷちまある」は、ショッピングセンターの8階にあり、見晴らしの良い室内で子どもと遊べます。また、「柳瀬川」駅近くの「柳瀬川図書館」には、児童書を6万冊近く蔵書。子どもがたくさんの本に触れることができる環境となっています。

志木市の「緊急サポート事業」では、子どもの発熱などで仕事を休めない時や、出張などで親が外泊する時などに、地域のサポート会員が子どもの預かりを実施。その他にも妊婦や未就学児が、低額でタクシーに乗れる交通サービスもあります。これらの情報をまとめた「志木市子育てガイドブック」という冊子が配布されると共に、電子版も作成されています。

アットホームな
雰囲気で利用しやすい

「西原子育て支援センター」
「西原子育て支援センター」

児童書を6万冊近く蔵書

「柳瀬川図書館」
「柳瀬川図書館」


新座市は文教都市として知られ、18歳まで通院・入院が無料

「志木」駅周辺の一部が位置する新座市内には、子育て支援センターが11つ点在し、3つの大学がある文教エリアとしても知られています。各大学で地域と連携した活動が行われているほか、小学校などに休日の学習や体験活動の場を提供する「新座っ子ぱわーあっぷくらぶ」を設けています。子どもが学びを身近に感じられ、勉強しやすい環境が整えられています。

新座市では、18歳までの子どもは通院も入院も無料となっています。また、親族などから家事の援助を受けられない出産直後の母親や、多胎児を養育する方を対象とした「ホームヘルパー派遣事業」も実施しています。

夏には水泳部が
キッズ向け教室を開催

「立教大学 新座キャンパス」
「立教大学 新座キャンパス」

「志木」駅前は多くの学生が行き交う
「志木」駅前は多くの学生が行き交う


朝霞市は児童館や子育て支援センターが充実

「志木」駅周辺の一部と「朝霞台」駅が位置する朝霞市内には、児童館が6つ、子育て支援センターは8つ点在しており、子育て家族が交流しやすい環境が整っています。「朝霞台」駅近くですと、「子育て支援センターおもちゃ図書館なかよしぱぁく」や「きたはら児童館」などがあり、「朝霞市立さくら保育園」にも「さくら子育て支援センター」が併設。プレイパークで遊んだり、経験豊富な職員に育児の相談もできます。

これらの情報は「朝霞市子育て応援サイト」で、詳しく知ることができるようになっています。また、ここまでご紹介した各市では、生後2か月から小学6年生までの育児援助してくれる「ファミリー・サポート・センター」を設けており、子育ての援助をしてほしい方と、手助けができる方が繋がれる仕組みを提供しています。これにより保育園や学校などへの送迎、預かり保育などの援助を受けることが可能。地域で子どもの成長を見守る環境が整えられています。

子育て支援センターも
併設

「きたはら児童館」
「きたはら児童館」

公立保育園に併設

「さくら子育て支援センター」
「さくら子育て支援センター」


発見ポイント!

新河岸川沿いの「いろは親水公園」
新河岸川沿いの「いろは親水公園」

  • (1)埼玉県では保育施設が整備され、待機児童が大きく減少している!
  • (2)それぞれの駅周辺や市内に子育て支援施設が充実している!
  • (3)各市で特色ある子育て支援を行っており、子育て家族に優しい環境が広がっている♪

東武東上線の駅周辺や各市の子育て環境を特集!
所在地:埼玉県 

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